茨城キリスト教大学

文化交流学科

文学部文化交流学科

「世界」も「地元」もフィールドとし
現地で発見したテーマを徹底追究する

文化交流学科の学びは、キャンパスだけに収まりません。海外や日本各地に足を運び、現地の文化や生活、自然や気候などを、五感を働かせて体験します。さらに現地で感じたものを学問的に理解し、その魅力や特色を学生と教員との協働を通して発信する力を養います。「日本各地」には、学生一人ひとりのふるさとも、もちろん含まれます。世界に旅立ったり、地元に根ざしたりして学びを深めていくなかで自身のテーマを見つけ、思う存分に納得がいくまで追究する。その場所が文化交流学科です。

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文化交流学科の特徴

グローバル&ローカルな課題を解決する多文化協働の実践

文化交流学科では、グローバルな問題をローカルな観点で考え、ローカルな課題の解決をグローバルにも展開します。そこには多様な価値観の相互理解と協働が不可欠。学術的な基礎を習得したうえで、多文化協働を実践する力を養います。

フィールドワークや研究を地域活性化や観光振興につなげる

海外か国内かを問わず、フィールドワークや研究の対象とする地域に対しては興味・関心、共感を高め、敬意を払います。研究成果も地域の活性化や観光振興への貢献を想定し、実現可能な施策や具体的な活動につながるよう考慮します。

充実した日本語教育を通じて文化の架け橋となる人材を育成

日本の文化や言語への理解の促進は、多文化協働の現場でも大切なことです。文化交流学科は、海外や国内で日本語を学ぼうとする方々の大きなニーズに応える日本語教員の育成に力を注いでいます。

ニュース

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文化交流学科の学びについて

学びのポイント

1・2年次は、文化人類学や地理学、歴史学や社会学の基本を学びます。その後フィールドワークを重視しながら、多文化協働を実践できる国際関係、観光、日本語教育、地域活性化などを追究していきます。また、国内外各地の現地の学生と交流する「文化交流体験」は1年次から履修可能な本学科ならではの異文化体験ができる科目です。

取得資格

  • 中学校教諭一種(社会)
  • 高等学校教諭一種(地理歴史)
  • 日本語教育施設の教員資格
  • 学校図書館司書教諭
  • 学芸員
  • 社会教育主事(任用)
  • 社会福祉主事(任用)

授業で見つけた興味を追求し
日本語教員の資格取得と
めざす職業につなぐ

「日本語教育を通して交友関係が一気に拡大」
3年次では、2年次に学んだ日本語教育の知識・技術を生かし、実習やボランティアの場で実践しました。「 特別演習 」では留学生とペアを組み、茨城県内で学ぶ外国人児童・生徒の日本語習得を支援。他大学主催の日本語支援にも参加し、日本語教員になるための教育実習を行った日本語教室では、実習後もボランティアとして活動しました。日本語教育能力検定試験に挑戦し、合格したのもこの年です。3年次は日本語教育を通して、学外での交友関係が一気に広がった1年になりました。

藤田咲 さん 文化交流学科 4年
茨城県立 常磐大学高校 出身

子どもの頃からふれてきた「童歌」の
背景や役割、あり方の変化について研究。

「口承文芸である<昔話>について研究」
2年次後期に「童歌」について調べた時に、もっと知りたいと思い、同じ口承文芸であるドイツの昔話を研究している細谷先生のゼミを選択しました。ゼミでは、まず3・4年合同のグループで、“昔話とは何か”という定義を調べて発表。その活動を通じて、型や法則があることや、外国の昔話との違いも知ることができます。その後は各自で決めたテーマについて研究していきます。

掛札 瑞穂 さん 文学部 文化交流学科 4年
茨城県立日立第二高校 出身
【細谷 瑞枝ゼミ:ドイツ文学、口承文芸研究】

国内外の文化や価値観にふれ
興味関心や学びの幅が広がります

ICは海外からの留学生とふれ合う機会が多く、学内で異文化交流できるのが魅力です。津軽三味線の演奏者として活動していることを生かして、留学生と交流する学内のイベントなどで演奏することもあります。地域貢献や文化の継承について、広い視野で自ら発信していきたいです。

髙橋 拓美 さん 文化交流学科 3年
茨城県 明秀学園日立高校 出身

日本と韓国の「ことば」の違いについて
さまざまな視点から研究しています

「韓国への留学が「ことば」の研究のきっかけに」
韓国留学中に外国人留学生から「日本語は難しい」とよく言われ、その「難しい」と感じる理由について知りたいと思い、中山先生のゼミを選びました。現在は、日韓言語の違いをテーマに、研究や分析に取り組んでいます。文法や発音、語彙など、さまざまな視点から違いを調べていくと、別の視点ではどうなのか、別の言語はどうなのかと、さらに深く学びたいという意欲が湧いてきます。

田代 桃子 さん 文化交流学科 4年
茨城県立 日立第二高校 出身
【中山 健一ゼミ:言語学、日本語教育】

カリキュラム

1年次

基幹科目
基礎演習Ⅰ・Ⅱ 文化人類学A・B
文化交流体験A・B
文化交流を実践する
多文化協働
1.情報デザイン演習 多文化協働演習
観光
海外事情
地域貢献
2.地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ 地域貢献研究
ボランティア論 ひたち学
文化を学ぶ
現代文化のフロンティア
伝統文化と現代アート
特別研究
特殊講義A・B 特別演習A・B 語学演習A・B
情報デザイン演習
1.情報デザイン演習[1〜4年次]

雑誌やポスターなどのレイアウトデザインの基本を学び、高度な編集ソフト操作を習得してさまざまな課題作品の制作に取り組みます。作品には学科広報誌の表紙や他の演習の教材など、実際に使用されるものも含まれます。情報の編集・発信スキルを実践的に身につけるアクティブ・ラーニングです。

地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ
2.地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ[1〜4年次]

ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」を対象として、地域の伝統文化と誇りへの理解を深める演習です。実際に祭り・行事の場へ出向き、観察や聞き書きを実践します。時には祭りに参加することもあります。学生自身の故郷と他所の文化を比較することで、自らの背景にある文化を理解することができるようになります。

2年次

基幹科目
基礎演習Ⅲ・Ⅳ 文化人類学A・B 社会学A・B 歴史学A・B
人文地理学Ⅰ・Ⅱ 文化交流体験A・B
文化交流を実践する
多文化協働
1.情報デザイン演習 多文化協働演習
観光
海外事情
地域貢献
2.地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ 地域貢献研究
ボランティア論 ひたち学
日本語教育
日本語学A・B 日本語教育演習A・B
文化を学ぶ
文化研究の基礎
民俗学 考古学Ⅰ・Ⅱ 自然地理学Ⅰ・Ⅱ
地誌 西洋史 東洋史 日本史A・B
法学 生活と政治 生活と国際経済
女性学
現代文化のフロンティア
伝統文化と現代アート
特別研究
特殊講義A・B 特別演習A・B 語学演習A・B
キャリア教育
日本語教員試験対策講座(入門)
日本語教員試験対策講座(実践)
日本語教員育成演習A・B
旅行業務資格講座 インターンシップ
情報デザイン演習
1.情報デザイン演習[1~4年次]

雑誌やポスターなどのレイアウトデザインの基本を学び、高度な編集ソフト操作を習得し、課題としてさまざまな作品の制作に取り組みます。作品には学科広報誌の表紙や他の演習の教材など、実際に使用されるものも含まれます。情報の編集・発信スキルを実践的に身につけるアクティブ・ラーニングです。

地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ
2.地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ[1~4年次]

ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」を対象として、地域の伝統文化と誇りへの理解を深める演習です。実際に祭り・行事の場へ出向き、観察や聞き書きを実践します。時には祭りに参加することもあります。学生自身の故郷と他所の文化を比較することで、自らの背景にある文化を理解することができるようになります。

3年次

基幹科目
文化論演習Ⅰ・Ⅱ 人文地理学Ⅰ・Ⅱ
社会学A・B 歴史学A・B 文化交流体験A・B
文化交流を実践する
多文化協働
1.外国人教育支援演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
2.多文化協働論Ⅰ・Ⅱ 多文化協働演習
3.異文化間コミュニケーション 国際協力
4.情報デザイン演習 海外フィールドワーク
観光
海外事情 観光学 観光地理学 旅行業A(約款・法令)
旅行業B(ホテル経営)
観光英語 観光実務
地域貢献
ボランティア論 ひたち学 地域貢献研究
5.地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ 地方行政学
日本語教育
6.言語学A・B 日本語学A・B
日本語教育演習A・B
文化を学ぶ
文化研究の基礎
民俗学 考古学Ⅰ・Ⅱ 自然地理学Ⅰ・Ⅱ
地誌 西洋史 東洋史 日本史A・B
法学 生活と政治 生活と国際経済
女性学 国際関係論
世界の歴史と文化
日本の歴史と文化 東アジアの歴史と文化A・B
東南アジアの歴史と文化A・B インドの歴史と文化
イスラムの歴史と文化 ヨーロッパの歴史と文化A・B
北アメリカの歴史と文化
現代文化のフロンティア
伝統文化と現代アート 性的マイノリティの文学
アジアの大衆文学 ものがたりの世界
現代の映像文化A・B 仏像と語る アジアの宗教
グローバルカルチャー論 文化多様性と現代世界
特別研究
特殊講義A・B 特別演習A・B 語学演習A・B
キャリア教育
日本語教員試験対策講座(入門)
日本語教員試験対策講座(実践)
日本語教員育成演習A・B
旅行業務資格講座 インターンシップ
1.外国人教育支援演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ[3~4年次]

地域の小学校に在籍する外国人児童や茨城キリスト教学園高校に通う留学生を対象に、日本語の教育支援を行います。海外からICに来ている留学生とともに取り組み、その活動を通して支援の改善点などを考え、多文化の中で協力して働くスキルを磨きます。

2.多文化協働論Ⅰ・Ⅱ[3~4年次]

外国人をはじめ、社会背景や考え方の異なる人とともに働き、一緒に住みよい社会を築く多文化協働について、多様な学問分野の視点から学びます。この科目で多文化協働の基礎を学んだうえで、「地域貢献演習」や「外国人教育支援演習」などの演習科目で多文化協働を実践します。

3.異文化間コミュニケーション[3~4年次]

グローバル化する現代世界で必ず直面する異文化間コミュニケーションについて基礎的概念や理論を学びます。授業では多様なケーススタディを通じて異文化に接した際の心的状態を客観的に捉える視座を獲得するとともに、多文化協働の現場に求められる異文化への豊かな感受性と実践的対応力を養います。

情報デザイン演習
4.情報デザイン演習[1~4年次]

雑誌やポスターなどのレイアウトデザインの基本を学び、高度な編集ソフト操作を習得し、課題としてさまざまな作品の制作に取り組みます。作品には学科広報誌の表紙や他の演習の教材など、実際に使用されるものも含まれます。情報の編集・発信スキルを実践的に身につけるアクティブ・ラーニングです。

地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ
5.地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ[1~4年次]

ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」を対象として、地域の伝統文化と誇りへの理解を深める演習です。実際に祭り・行事の場へ出向き、観察や聞き書きを実践します。時には祭りに参加することもあります。学生自身の故郷と他所の文化を比較することで、自らの背景にある文化を理解することができるようになります。

言語学A・B
6.言語学A・B[3~4年次]

言語学の主要な研究分野の基礎を一通り学び、言語学がどのような学問かを理解します。授業では、各分野の一般的知識を得るだけでなく、日本語を含めた世界のさまざまな言語の特徴を具体的に見ていきます。その際、日本語教師である教員の経験も紹介することで、言語に関する理解を深めます。

4年次

基幹科目
文化論演習Ⅲ・Ⅳ 卒業研究 文化交流体験A・B
文化交流を実践する
多文化協働
1.外国人教育支援演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
2.多文化協働論Ⅰ・Ⅱ 多文化協働演習
3.異文化間コミュニケーション 国際協力
4.情報デザイン演習 海外フィールドワーク
観光
海外事情 観光学 観光地理学 旅行業A(約款・法令)
旅行業B(ホテル経営)
観光英語 観光実務
地域貢献
ボランティア論 ひたち学 地方行政学
5.地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ 地域貢献研究
日本語教育
6.言語学A・B 日本語学A・B
日本語教育演習A・B
文化を学ぶ
文化研究の基礎
民俗学 考古学Ⅰ・Ⅱ 自然地理学Ⅰ・Ⅱ
地誌 西洋史 東洋史 日本史A・B
法学 生活と政治 生活と国際経済
女性学 国際関係論
世界の歴史と文化
日本の歴史と文化 東アジアの歴史と文化A・B
東南アジアの歴史と文化A・B インドの歴史と文化
イスラムの歴史と文化 ヨーロッパの歴史と文化A・B
北アメリカの歴史と文化
現代文化のフロンティア
伝統文化と現代アート 性的マイノリティの文学
アジアの大衆文学 ものがたりの世界
現代の映像文化A・B 仏像と語る アジアの宗教
グローバルカルチャー論 文化多様性と現代世界
特別研究
特殊講義A・B 特別演習A・B
語学演習A・B
キャリア教育
日本語教員試験対策講座(入門)
日本語教員試験対策講座(実践)
日本語教員育成演習A・B
旅行業務資格講座 インターンシップ
1.外国人教育支援演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ[3~4年次]

地域の小学校に在籍する外国人児童や茨城キリスト教学園高校に通う留学生を対象に、日本語の教育支援を行います。海外からICに来ている留学生とともに取り組み、その活動を通して支援の改善点などを考え、多文化の中で協力して働くスキルを磨きます。

2.多文化協働論Ⅰ・Ⅱ[3~4年次]

外国人をはじめ、社会背景や考え方の異なる人とともに働き、一緒に住みよい社会を築く多文化協働について、多様な学問分野の視点から学びます。この科目で多文化協働の基礎を学んだうえで、「地域貢献演習」や「外国人教育支援演習」などの演習科目で多文化協働を実践します。

3.異文化間コミュニケーション[3~4年次]

グローバル化する現代世界で必ず直面する異文化間コミュニケーションについて基礎的概念や理論を学びます。授業では多様なケーススタディを通じて異文化に接した際の心的状態を客観的に捉える視座を獲得するとともに、多文化協働の現場に求められる異文化への豊かな感受性と実践的対応力を養います。

情報デザイン演習
4.情報デザイン演習[1~4年次]

雑誌やポスターなどのレイアウトデザインの基本を学び、高度な編集ソフト操作を習得してさまざまな課題作品の制作に取り組みます。作品には学科広報誌の表紙や他の演習の教材など、実際に使用されるものも含まれます。情報の編集・発信スキルを実践的に身につけるアクティブ・ラーニングです。

地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ
5.地域貢献演習Ⅰ・Ⅱ[1~4年次]

ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」を対象として、地域の伝統文化と誇りへの理解を深める演習です。実際に祭り・行事の場へ出向き、観察や聞き書きを実践します。時には祭りに参加することもあります。学生自身の故郷と他所の文化を比較することで、自らの背景にある文化を理解することができるようになります。

言語学A・B
6.言語学A・B[3~4年次]

言語学の主要な研究分野の基礎を一通り学び、言語学がどのような学問かを理解します。授業では、各分野の一般的知識を得るだけでなく、日本語を含めた世界のさまざまな言語の特徴を具体的に見ていきます。その際、日本語教師である教員の経験も紹介することで、言語に関する理解を深めます。

文化交流学科サブビジュアル

進路・就職

卒業後の道

4年間で培った臨機応変な対応力と協働する力は、さまざまな分野から求められており、幅広い進路選択が可能です。多様な価値観を受け入れ他者を理解する力と、海外・地域社会に目を向ける視野の広さを持つ卒業生は、国や地域を越えて活躍の場を広げています。

めざせる職種・業界

  • ツアーコンダクター
  • ホテル業
  • SE・プログラマー
  • マスコミ・編集者
  • 学芸員
  • 公務員
  • 金融機関
  • 小売業 など

就職実績(2023年5月1日現在)

%
  • 卸売業、小売業
  • 情報通信業
  • 教育、学習支援業
  • 公務
  • 建設業
  • サービス業
  • 不動産業、物品賃貸業
  • 学術研究、専門・技術サービス業
  • その他
就職者64
就職希望者65

主な就職先(2023年3月卒業生)

  • 茨城トヨタ自動車(株)
  • ロジスティード東日本(株)
  • ヤマトシステム開発(株)
  • 茨城セキスイハイム(株)
  • (株)カスミ
  • (株)サザコーヒー
  • リゾートトラスト(株)
  • アパホテル(株)
  • いばらきコープ生活協同組合
  • 茨城県信用組合
  • 茨城県信用農業協同組合連合会
  • 理知の杜日本語学校東京校
  • (株)新日本学院
  • 茨城県国民健康保険団体連合会
  • 水戸農業協同組合
  • 警視庁
  • 茨城県警察
  • 茨城県庁
  • 日立市役所
  • 小美玉市役所

卒業生の声

文化交流学科卒業生の声

大学時代の経験が生きる、
文化を伝える仕事

考えながら行動した体験を
自分の言葉で表現し
生きた知識として身につける

フィールドワークを重視する文化交流学科には、考えながら行動し、体験から理論を理解する学び方があります。経験を自分の言葉で表現することで、生きた知識として身につけてほしいです。

宮﨑 晶子 文化交流学科 教員
専門:東南アジア美術史

自分の“好き”を見つけて、とことん突き詰めよう

文化交流学科の学びの分野は幅広く、フットワークの良さも特徴です。将来のビジョンを実現するだけでなく、学びながら自分の未来を設計することもできます。興味を持てそうなことにはまず飛び込んでみて、熱量を持ち続けられることを見つけましょう。

染谷 智幸 文学部 文化交流学科 教員

学びをとおして人生を豊かにするためのヒントを得よう。

文化交流学科の学びの対象は国内外に及びます。担当している「ひたち学」や「地域貢献研究」では地域の文化を再認識できます。ふるさととは何なのか、単に住んでいるところなのか。それらを考えることで、人生をより豊かにするためのヒントを得ていきます。「民俗学」や「社会学」では実際の生活に即しながら、広い視野をもって学びます。現地に赴き、聞き書きや観察など体験型の学びも重視します。

清水 博之 文学部 文化交流学科 教員

社会の問題を「自分のこと」として感じ、自ら動く楽しみを。

「文化交流学科」と名づけられていますが、ここはいろいろな基礎学問を学べる場。たとえば「地理学」は、経済や政治、歴史、民俗、地形、気象など、すべての社会科学を地表上に投影した総合的な学問です。普段は当たり前だと思っている事象にも、実はさまざまな背景があり、互いに影響し合っています。地理学は、物事の「つながり」を空間的に読み解く、とても面白い学問です。

岩間 信之 文学部 文化交流学科 教員

文化交流学科教員一覧

文化交流学科の教員一覧

高度な専門性と、豊富な現場経験を兼ね備えた教員は、学生の飛躍的な成長を支える原動力。成績優秀なだけではない、他者に寄り添い支えられる、真に優れた人材の育成に向けて、大学全体でチームワークを組み、持てる力の限りを尽くして取り組んでいます。