2022年度に入っても新型コロナウイルスによる感染症の勢いは未だに衰えを見せていません。しかし,全国各地ではこの状況に対応しつつ,祭り・行事の再開を模索しています。このような厳しい状況の中,本学ではユネスコ無形文化遺産の山・鉾・屋台行事が継承されている富山県の高岡(たかおか)市・南砺(なんと)市・魚津(うおづ)市と協働して現地調査を実施しました。今回のシンポジウムでは,この調査に調査補助員として参加した本学の学生が,現地の人たちとの交流から得られた成果と所感を発表します。これらの発表に対して保護行政を担当する方々からコメントをいただき,無形文化遺産の保存・継承が抱える現代的な課題と将来への展望について知見を共有しつつ考究します。
13:30 | 開会の辞 | |
13:30~13:35 | 趣旨説明 | 茨城キリスト教大学 文学部 文化交流学科教員 清水 博之 |
13:35~13:40 | 調査概要 | 「とやまのユネスコ無形文化遺産記録保存事業」の概要 |
・とやまのユネスコ無形文化遺産普及啓発事業協議会事務局 | ||
13:40~13:50 | 調査概要 | 「とやまのユネスコ無形文化遺産記録保存事業」に参加して |
・フォトグラファー 中井川俊洋 | ||
13:50~15:00 | 調査補助員(学生)による発表と文化財保護担当セクションからのコメント | |
(1)高岡御車山祭 (みくるまやままつり) |
レポート 補助調査員(学生)による発表 |
|
コメント 高岡市文化財保護担当セクション |
||
(2)城端曳山祭 (じょうはなひきやままつり) |
レポート 補助調査員(学生)による発表 |
|
コメント 南砺市文化財保護担当セクション |
||
(3)魚津のタテモン行事 | レポート 補助調査員(学生)による発表 |
|
コメント 魚津市文化財保護担当セクション |
||
15:00~15:05 | 「とやまの山・鉾・屋台行事」と「日立風流物」 の保存・継承に関するコメント |
|
・日立郷土芸能保存会 会長 水庭 久勝 | ||
15:05~15:20 | 質疑応答 | |
15:20~15:25 | まとめ | 茨城キリスト教大学 地域・国際交流センター長 岩間 信之 |
15:25~15:30 | 閉会の辞 | 茨城キリスト教大学 文学部長 池内 耕作 |
コーディネーター 本学教員 清水 博之 |