みなさんは、韓国料理の「ビビンパ」はお好きですか? ビビンパは、韓国語の発音では「ビビムパプ」と言い、「ビビム」とはかき混ぜること、「パプ」とはごはんのことです。ごはんの上にほうれんそうのナムルや牛肉や卵などを彩りよくのせ、コチュジャンを入れて、よくかき混ぜて食べます。よくかき混ぜないとビビンパの本当の美味しさを味わうことはできません。韓国にはビビンパに限らず、よくかき混ぜて食べる食文化があります。
文化交流も同じです。かき混ぜないビビンパが美味しくないように、文化もまた、多様な文化の混淆(ハイブリッド)、つまりビビンパ状態になって初めて、革新的で、創造的な文化(イノベーション)が生まれてくるのです。
文化交流学科は「ビビンパ」。異質な文化が交わることによって、時代の先駆けとなる新しい価値観、創造性が生まれてくる場所。さあ、みなさんもいっしょに美味しいビビンパを味わいましょう!