現代英語学科では、英語を母語または第二言語とする専任教員や留学生と日常的に会話ができるよう学びの環境を整えています。そのため、キャンパスにいながら留学を疑似体験することが可能です。また、海外に多くの協定校があり、豊富な留学プログラムも用意しています。エアラインやホテル、観光業などの職業に特化した英語の講義・演習、実社会を想定した英語活用の演習科目も開設。英語を活用して異文化に積極的に接することで、自分の世界が広がります。
小学校や特別支援学校に通う子どもたちと一緒に学び、自らも成長していける教員を養成します。心理学的な手法や体験型授業を取り込んだカリキュラムは、子どもと同じ目線に立ち、言葉として表せない心も理解できる力を育むとともに、科学的な根拠に基づく的確な指導力を養います。人と向き合い、他者の心に寄り添える豊かな人間性は、教育のプロとしてはもちろん、教職以外のさまざまな分野でも求められています。
乳幼児の保育・教育に関する知識と技能を学び、高度な専門性を身につけた保育士や幼稚園教諭をめざします。キャンパス内には、大学附属の認定こども園や、地域の 0 〜 2 歳児親子が集まる子育て支援施設アンネローゼがあり、子どもたちとふれ合いながら、理論と実践の双方を、4年間かけてじっくりと積み上げていきます。卒業後も、人の成長に最大の関心を寄せ、探究し続ける卒業生たちが、地域の保育所や幼稚園、児童養護施設などで活躍しています。
文化交流学科の学びは、キャンパスだけに収まりません。海外や日本各地に足を運び、現地の文化や生活、自然や気候などを、五感を働かせて体験します。さらに現地で感じたものを学問的に理解し、その魅力や特色を学生と教員との協働を通して発信する力を養います。「日本各地」には、学生一人ひとりのふるさとも、もちろん含まれます。世界に旅立ったり、地元に根ざしたりして学びを深めていくなかで自身のテーマを見つけ、思う存分に納得がいくまで追究する。その場所が文化交流学科です。
専門的な学びや資格取得とあわせて人との出会いも大切にしてほしいと思います。ICは学生と教職員の距離が近いことが特徴です。ぜひ気軽に声をかけてみてください。みなさんと会えるのを楽しみにしています。
岩間 信之 文学部長