![[生活科学部心理福祉学科]](/academics/life/wel/tncui50000000nb8-img/20240617_W_top.jpg)
心理と福祉、2つの領域をバランス良く学び、両側面から人間と社会への理解を深めることができます。心理、福祉とも専門的な知識を習得するだけにとどまらず、充実した実習科目により理論を行動に移せる実践力も養うカリキュラムを編成しています。これにより福祉の制度や法律を理解した心理分野の専門職や、心理の側面から社会の課題解決にアプローチできる福祉職など、専門に加えて隣接する分野に強みを持つスペシャリストを育成します。
感情や性格など人のこころを学ぶ「心理学」と、福祉をとりまく制度や法律、環境について考える「社会福祉学」。これらの2分野をバランス良く学びます。その後、学びの軸足をいずれかに定めつつも、両側面から人間や社会を理解します。
ICの「カウンセリング研究室」は、日本のカウンセリング研究発祥の地。その実績を背景とするカリキュラムにより、カウンセリングや相談援助の技術を学び、こころの痛みに寄り添う姿勢も養います。
福祉の学びでは、社会福祉制度の知識や相談援助技術などの実践的なスキルを身につけます。社会福祉士国家試験の受験に向けて教員が丁寧にサポート。国家試験の合格率は例年、全国平均を大きく上回っています。
小林 朋矢 さん
心理福祉学科 4年
茨城県立 多賀高校 出身
橋本 菜穂子 さん
心理福祉学科 3年
茨城県立 水戸第三高校 出身
横倉 沙樹 さん
生活科学部 心理福祉学科 2年
茨城県 明秀学園日立高校 出身
人のこころについて、感情や性格などの成り立ちや発達、社会や環境からの影響を理解するとともに、こころの問題を抱える人に関わる技術を身につけるため、心理カウンセリング系科目を充実させたカリキュラムになっています。
社会生活を営むうえで、問題を抱えている人に手を差しのべる福祉制度や法律などを学ぶ福祉系科目。少子高齢化や経済的格差が深刻化する今、社会福祉士や各種のソーシャルワーカーなど、福祉系専門職の需要が高まっています。
児童虐待など、子どもと家庭を取り巻く問題が複雑化する現状をふまえ、子ども家庭福祉の理念や歴史、制度や関連法令について理解を深めます。授業では実例を活用したり、海外における子ども家庭福祉の歴史や理念、制度などと比較したりすることで、現状を正しく理解するとともに、課題を考察します。
代表的な精神疾患を取り上げ、疾患のメカニズムやそれが起こる原因を理解します。そのうえで各疾患について、それぞれの症状や診断・治療法、患者本人や家族への支援などを学びます。また支援については薬物治療の効果、医療機関との連携にもふれ、授業を通して教員の実務経験や現場の実態を紹介します。
人が周囲の世界を感知する、いわゆる五感に関する授業です。目や耳、鼻や舌、皮膚から入ってきた情報を、脳はどのように処理をして外の世界を認識するかについてや、その過程とこころの働きの関連について理解します。さらに脳の情報処理が、加齢や障害によりどう変化するかについても学びます。
児童虐待など、子どもと家庭を取り巻く問題が複雑化する現状をふまえ、子ども家庭福祉の理念や歴史、制度や関連法令について理解を深めます。授業では実例を活用したり、海外における子ども家庭福祉の歴史や理念、制度などと比較したりすることで、現状を正しく理解するとともに、課題を考察します。
「ソーシャルワーク演習」で対人支援の基礎、「ソーシャルワーク演習(専門)Ⅰ」で個別支援について学んだ学生が、地域支援の実践を学ぶ科目です。現代の福祉は社会的に弱い立場にある人を支援するだけではなく、同じ地域に暮らすすべての人を対象とします。立場や考え方が異なる人も巻きこみ、地域の課題に住民一人ひとりが自分事として取り組む対応を、さまざまな事例を通して考えます。社会福祉士の国家試験を受験する学生の必修科目です。
罪を犯した人の更生と社会復帰を促し、再犯を予防することを目的とする更生保護制度と医療観察制度について理解します。制度を理解するにあたり、裁判所や検察庁、矯正施設など刑事司法をつかさどる機関や施設、同分野で活動するソーシャルワーカーの支援の視点と役割を学びます。
社会福祉法人や医療法人、NPO法人などの社会福祉サービスを提供する組織の形態や機能を学びます。そのうえで、社会学・経営学の基礎理論に基づいた組織の基礎理論や集団力学・リーダーシップ理論や健全な経営を推進するための組織管理の方法への理解を深め、また財務諸表を読み解けるようにします。
国家資格である公認心理師をめざす学生には必修の科目です。授業は学内・外での実習と、その事前・事後学習に分かれます。学外実習では公認心理師の職場となる各種の施設を訪ね、現場で活躍する心理職から実務の実際について話をうかがいます。本学科ではこれに加え、実習先施設で、利用児・者と関わる機会を設けていることが特徴です。授業を通してグループでの活動や議論を重視することで、実際の職場と同じくチームで課題に取り組む意識を高めるとともに、どのような仕事でも求められる対話する力を養います。
フランスの哲学者アランは労働を「自由な労働であるならば、最善のものであり、奴隷的な労働であるならば、最悪のものである」と語っています。授業では、生活の質を左右する労働や仕事についての心理学理論や研究成果、模擬事例を通して、職場が抱えうる課題や組織で働くことの本質を考えます。
代表的な精神疾患を取り上げ、疾患のメカニズムやそれが起こる原因を理解します。そのうえで各疾患について、それぞれの症状や診断・治療法、患者本人や家族への支援などを学びます。また支援については薬物治療の効果、医療機関との連携にもふれ、授業を通して教員の実務経験や現場の実態を紹介します。
人が周囲の世界を感知する、いわゆる五感に関する授業です。目や耳、鼻や舌、皮膚から入ってきた情報を、脳はどのように処理をして外の世界を認識するかについてや、その過程とこころの働きの関連について理解します。さらに脳の情報処理が、加齢や障害によりどう変化するかについても学びます。
児童虐待など、子どもと家庭を取り巻く問題が複雑化する現状をふまえ、子ども家庭福祉の理念や歴史、制度や関連法令について理解を深めます。授業では実例を活用したり、海外における子ども家庭福祉の歴史や理念、制度などと比較したりすることで、現状を正しく理解するとともに、課題を考察します。
「ソーシャルワーク演習」で対人支援の基礎、「ソーシャルワーク演習(専門)Ⅰ」で個別支援について学んだ学生が、地域支援の実践を学ぶ科目です。現代の福祉は社会的に弱い立場にある人を支援するだけではなく、同じ地域に暮らすすべての人を対象とします。立場や考え方が異なる人も巻きこみ、地域の課題に住民一人ひとりが自分事として取り組む対応を、さまざまな事例を通して考えます。社会福祉士の国家試験を受験する学生の必修科目です。
罪を犯した人の更生と社会復帰を促し、再犯を予防することを目的とする更生保護制度と医療観察制度について理解します。制度を理解するにあたり、裁判所や検察庁、矯正施設など刑事司法をつかさどる機関や施設、同分野で活動するソーシャルワーカーの支援の視点と役割を学びます。
社会福祉法人や医療法人、NPO法人などの社会福祉サービスを提供する組織の形態や機能を学びます。そのうえで、社会学・経営学の基礎理論に基づいた組織の基礎理論や集団力学・リーダーシップ理論や健全な経営を推進するための組織管理の方法への理解を深め、また財務諸表を読み解けるようにします。
代表的な精神疾患を取り上げ、疾患のメカニズムやそれが起こる原因を理解します。そのうえで各疾患について、それぞれの症状や診断・治療法、患者本人や家族への支援などを学びます。また支援については薬物治療の効果、医療機関との連携にもふれ、授業を通して教員の実務経験や現場の実態を紹介します。
人が周囲の世界を感知する、いわゆる五感に関する授業です。目や耳、鼻や舌、皮膚から入ってきた情報を、脳はどのように処理をして外の世界を認識するかについてや、その過程とこころの働きの関連について理解します。さらに脳の情報処理が、加齢や障害によりどう変化するかについても学びます。
フランスの哲学者アランは労働を「自由な労働であるならば、最善のものであり、奴隷的な労働であるならば、最悪のものである」と語っています。授業では、生活の質を左右する労働や仕事についての心理学理論や研究成果、模擬事例を通して、職場が抱えうる課題や組織で働くことの本質を考えます。
国家資格である公認心理師をめざす学生には必修の科目です。授業は学内・外での実習と、その事前・事後学習に分かれます。学外実習では公認心理師の職場となる各種の施設を訪ね、現場で活躍する心理職から実務の実際について話をうかがいます。本学科ではこれに加え、実習先施設で、利用児・者と関わる機会を設けていることが特徴です。授業を通してグループでの活動や議論を重視することで、実際の職場と同じくチームで課題に取り組む意識を高めるとともに、どのような仕事でも求められる対話する力を養います。
児童虐待など、子どもと家庭を取り巻く問題が複雑化する現状をふまえ、子ども家庭福祉の理念や歴史、制度や関連法令について理解を深めます。授業では実例を活用したり、海外における子ども家庭福祉の歴史や理念、制度などと比較したりすることで、現状を正しく理解するとともに、課題を考察します。
罪を犯した人の更生と社会復帰を促し、再犯を予防することを目的とする更生保護制度と医療観察制度について理解します。制度を理解するにあたり、裁判所や検察庁、矯正施設など刑事司法をつかさどる機関や施設、同分野で活動するソーシャルワーカーの支援の視点と役割を学びます。
社会福祉法人や医療法人、NPO法人などの社会福祉サービスを提供する組織の形態や機能を学びます。そのうえで、社会学・経営学の基礎理論に基づいた組織の基礎理論や集団力学・リーダーシップ理論や健全な経営を推進するための組織管理の方法への理解を深め、また財務諸表を読み解けるようにします。
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
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社会福祉士国家試験受験資格 | - | ソーシャルワーク実習Ⅰ 福祉施設・病院 8日間程度 |
ソーシャルワーク実習Ⅱ 福祉施設・病院 24日間以上 |
- |
公認心理師国家試験受検資格 [注] |
- | - | 心理実習 医療施設等5日間(選抜することがあります。) |
- |
[ 注 ] :大学+大学院での学び、または大学+実務経験などが必要。
先生・仲間との出会いが自分を
成長させてくれた
黒澤 泰
専門:家族心理学/人間関係論/臨床心理学
心理福祉学科 教員
清原 舞 生活科学部 心理福祉学科 教員
岩﨑 眞和 生活科学部 心理福祉学科 教員
高度な専門性と、豊富な現場経験を兼ね備えた教員は、学生の飛躍的な成長を支える原動力。成績優秀なだけではない、他者に寄り添い支えられる、真に優れた人材の育成に向けて、大学全体でチームワークを組み、持てる力の限りを尽くして取り組んでいます。