茨城キリスト教大学

学術研究センター

学術研究センター

研究活動の充実のために

学術研究センターでは、人間や自然、社会現象の究明に対し、グローバルな視点から複眼的・総合的に深く掘り下げ、解決の道が提示できるよう、研究活動と支援に取り組んでいます。

研究者倫理および研究不正防止に係る取組

科学者の心得

研究者は、人文科学・自然科学等の分野を問わず、高い研究者倫理に基づき自律的に学術研究を進めることが求められています。
関連リンク
「科学の健全な発展のために-誠実な科学者の心得-」(日本学術振興会)
【日本語テキスト版】 (PDF:1.78MB)
「For the Sound Development of Science ‒The Attitude of a Conscientious Scientist‒ 」
【英語テキスト版】 (PDF:1.44MB)
「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン(文部科学省)  

研究倫理教育の実施について

本学では、研究活動に係る不正行為を未然に防ぎ、公正な研究活動を推進するため研究倫理教育を実施しています。2020年度より日本学術振興会が作成した研究倫理eラーニングコース(eL CoRE)の受講により研究倫理教育を行います。

受講対象者:本学で研究活動を行う全ての研究者
      (大学院生を含む)

学術研究センター刊行物の紹介

茨城キリスト教大学学術研究センター紀要「研究シリーズ」

本学における研究活動の推進と支援および成果の速やかな公開を目的として、2015年度より「研究シリーズ」の刊行を開始しました。最新号として2023年12月にVol.9, No.1が刊行されました。冊子は学術研究センターにございます。

【研究シリーズ Vol.9 2023年度】
No.1「自己決定理論における教育・発達、臨床領域での研究ーキャリア・カウンセリングへの応用を目指して—」文学部児童教育学科 藤原 善美先生

【研究シリーズ Vol.8 2022年度】
No.1「ラフィングブッダースリランカにおけるグローバルな民間信仰の生成—」文学部文化交流学科 鈴木 晋介先生
No.2「日本企業の持続的成長とガバナンス改革」経営学部経営学科 古井 仁先生
 
【研究シリーズ Vol.7 2021年度】 
No.1「学部生主体のキャンパスエイド活動の展開と今後の課題」
A Comprehensive Review of Campus Aid Activities
              by Undergraduate Students
第1章 大学教育におけるキャンパスエイドの位置づけ
    Positioning of Campus Aid in University Education
    生活科学部心理福祉学科 岩﨑 眞和先生
    生活科学部心理福祉学科 國見 充展先生
第2章 茨城キリスト教大学におけるキャンパスエイド活動の沿革と展望
    History and Perspective of Campus Aid Activities
                 at Ibaraki Christian University
    生活科学部心理福祉学科 櫻井 由美子先生
第3章 素人援助者としてのキャンパスエイド
    Campus Aid as Lay helpers in Undergraduate Students
    生活科学部心理福祉学科 岩﨑 眞和先生
    生活科学研究科心理学専攻 柏 詩織
第4章 Trial and Prospects of Telepsychological Support in Japan
                         for the COVID-19 pandemic
    Department of Psychology and Welfare  Kunimi, M
    Center for Infomation and Network    Ogitsu, T
第5章 キャンパスエイド研究の今後の展望
    Perspective of Campus Aid Research
    生活科学部心理福祉学科 櫻井 由美子先生
 
【研究シリーズ Vol.6 2020年度】
No.1「日韓古典の交流・比較・実践研究の方法—その座標軸を求めて—」文学部文化交流学科 染谷 智幸先生

【研究シリーズ Vol.5 2019年度】 
No.1「Bacillus subtilis(納豆菌)の自己融解と再増殖」生活科学部食物健康科学科 熊田 薫先生

【研究シリーズ Vol.4 2018年度】 
No.1「後水尾院期の香文化」文学部文化交流学科 堀口 悟先生

【研究シリーズ Vol.3 2017年度】 
No.1「伝統野菜ムーブメントに関する人類学的研究1」文学部文化交流学科 鈴木 晋介先生

【研究シリーズ Vol.2 2016年度】
No.1「茨城県の生産性と研究活動」経営学部経営学科 栁沼 壽先生

【研究シリーズ Vol.1 2015年度】
No.1「組織の活性化と戦略的視点の役割」経営学部経営学科 今口 忠政先生
No.2「中小企業とイノベーション:茨城県を例に」経営学部経営学科 栁沼 壽先生
No.3「ADOPTION OF INNOVATIVE HUMAN RESOURCE MANAGEMENT BY FOREIGN CAPITALS IN CHINA」経営学部経営学科 井上 詔三先生

学術研究センターの2つの部門

学術研究センターは、本学の人文・社会・自然科学の各学術領域における先端的・独創的研究を推進することを目指すとともに、産官学連携活動等を通じて、その成果を広く社会に還元することを目的として、組織的には2つの部門から成っています。

学術研究センターの活動

1.研究活動の展開および研究環境の向上

学教員を対象にプロジェクト研究(重点課題研究、自由課題研究(共同・個人)、奨励研究)を募集し、研究活動を行っています。特に重点課題研究は、学術研究の動向や社会的要請に即した領域を研究テーマとし、学長のリーダーシップのもと、本学教員がチームを編成して研究を行います。自由課題研究(共同)では、本学大学院生、学外研究者等もチームの一員として研究に参画することができ、大学院機能および研究環境の向上にも繋がっています。

2.競争的資金の導入促進

文部科学省・日本学術振興会の研究助成事業(科研費)や各省庁、各公益財団法人等が行う各種外部資金の獲得を目的として、学内研究者に対して申請支援等を行い、研究助成獲得の拡大を図っています。 

3.公的研究費の管理・運営

公的研究費の執行にともなう物品の検収および経費管理を行い、適正で公正な管理・運営に努めています。

4.研究成果の公表および評価

広報誌「ニューズレター」(年1回発行)」、「研究シリーズ」(年1~3号発行)等により、本学研究者の研究活動内容を広く公表しています。また、社会・人間研究ユニットを中心に、「ICコロキアム」(年2回)を開催し、学術領域における本学研究者の取り組みの発表・評価を行っています。

5.国内外の研究機関との連携研究

国内外の大学・研究機関との連携研究の窓口となり、本学研究者が国内外の大学・研究機関等において研究に携わる際の支援や、国内外協定校等の研究者が本学において研究に携わる際の支援を行っています。 

6.政府・地方公共団体等との連携 研究

茨城県・日立市をはじめとする地域社会の発展と活性化を担う地方公共団体や企業組織等と連携して、研究調査・分析ならびにプロジェクト企画等を進めています。 

7.その他の学術推進

その他、研究業績出版の助成、国際学術成果発表の助成を行い、本学の学術研究の推進を図っています。