茨城キリスト教大学

児童教育専攻

文学部児童教育学科 児童教育専攻

子どもの心に寄り添い、その成長を全身で応援できる教育者に。

教育現場では、子どもの心に寄り添い、彼らと同じ目線に立てるやさしさや感性を備えた教員が求められています。児童教育専攻では、体験型の授業や、心理学的手法を重視した学びによって、心と頭と身体をバランス良く育み、子どもの健全な成長をうながすことのできる教育者へと育てていきます。

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児童教育学科 児童教育専攻の特徴

万全な教員採用試験対策

教員採用試験合格に向けて、教職歴豊かな専門スタッフを配置した教職指導室できめ細かく指導。併せて、教員採用試験対策講座、小論文対策講座、卒業生の試験体験報告会、2次試験対策指導など、充実したプログラムを用意しています。

特別支援学校教諭一種免許状の取得が可能

本専攻では2011年4月、県内私立大学では初の特別支援学校教諭一種免許状を取得できる課程を開設。この資格を取得すると「特別支援学校」教員としての採用に加え、各学校に配置された「特別支援学級」などで活躍できるようになります。

地域の子どもたちと交流して学ぶ

日立市教育委員会と連携し、小学校で学生が教員のアシスタントとして学習をサポートする活動を行っています。教育現場で地域の子どもたちと交流しながら、学習指導方法や子どもとの接し方などを学ぶことができます。

資格取得について

取得資格

  • 小学校教諭一種
  • 特別支援学校教諭一種 (知的障害者・肢体不自由者・病弱者)
  • 幼稚園教諭一種
  • 学校図書館司書教諭
  • 日本語教育施設の教員資格
  • 学芸員
  • 社会福祉主事(任用)
  • 社会教育主事(任用)

児童教育学科 児童教育専攻の学びについて

学科の特徴

音楽、美術、体育、児童文化など、全身を使って学ぶ授業を重視するとともに、作物を育てる「労作体験」や自然の中で学ぶ「野外活動」など、体験型の授業を豊富に取り入れています。また、子どもの心の理解を深めるために、カウンセリングの手法も学びます。

学びのキーワード

小学校教育、各教科の実践的な指導、豊富な体験型授業、教育心理、教育相談、小学校英語教育、幼児理解、特別支援教育


自分から積極的に動くことの
面白さ、大切さを知りました。

大学では暗記中心の授業ではなく、学ぶ内容の意味を知り、関連づけて理解することで応用につなげていくスタイルになるので、やりがいがあります。グループワークで自分と異なる考えにふれるのも、とても良い刺激に。児童の心理をより学んだり、特別支援教育の理解を深めたりして、多様な子どもに寄り添える教師になりたいです。

平野 このみ さん 文学部 児童教育学科 児童教育専攻 4年
茨城県立水戸第二高校 出身

明日の自分のベースになるのは
身についた、意欲的に学ぶ姿勢。

「他者の意見を知ることで自分の考えが深まる」
将来は特別支援教育に関わる仕事をしたいと考えて、この専攻を選びました。ゼミでは、先生がはじめに「一緒に楽しく学びましょう」と声をかけてくださったので、背中を押してもらえたような気がしました。ゼミの活動は、障がい児支援や教育など、毎週異なるテーマについて学生が調べて発表。自分の意見を持つとともに、みんなで議論しながら、他者の意見を知って考えを深めていきます。

原 睦洋 さん 文学部 児童教育学科 児童教育専攻 4年
茨城県立緑岡高校 出身
【斎藤 遼太郎ゼミ:特別支援教育制度システム】

学びを深めるための充実した環境で
仲間とともに学生生活を送っています。

「学校の先生になりたい」という同じ目標を持つ仲間とともに、意欲的に学べる環境です。実習では多くの出会いから、さまざまな学びを得ることができ、将来のイメージが明確になりました。小学校と特別支援学校の教員免許取得をめざし、さらに努力を続けていきます。

中山 和 さん 文学部 児童教育学科 児童教育専攻 4年
茨城県立水戸第二高校 出身

さまざまな意見や考え方にふれることで
多面的な視野やチームで動く大切さを実感。

「創作活動をとおして視野が広がっていく」
ゼミではさまざまなテーマに沿って、紙粘土やロウ、石膏などで作品を作り、発表、質疑応答を行います。視点の違いが作品の違いとなり、その人らしさや表現の多様さにふれることで、多面的な視点が身につき、異なる意見を肯定的に捉えることができるようになりました。また、ゼミでは発表する機会が多く、必然的に「相手にどう伝えるか」ということも考えるようになりました。

内山 大河 さん 文学部 児童教育学科 児童教育専攻 4年
茨城県立日立第一高校 出身
【小林 信悟ゼミ:美術、図画工作】

カリキュラム

1年次

教職論や教育原理などの講義を通じて、教員になるための基礎知識や心構えを学びます。

基幹科目

音楽Ⅰ・Ⅱ 1.美術Ⅰ・Ⅱ キリスト教教育論

専門科目

教職論 教育原理 教育課程論 教育心理学Ⅰ・Ⅱ
道徳教育の理論と方法 特別活動の理論と方法
教育方法論 教育行政学 書写
2.児童文化Ⅰ 児童文化Ⅱ
言語教育Ⅰ・Ⅱ 数学教育 自然科学教育
地域社会研究Ⅰ・Ⅱ 特別支援教育 教育統計学

資格科目Ⅱ
美術Ⅰ・Ⅱ
1.美術Ⅰ・Ⅱ [1年次]

『制作意図に合わせて多様な試行を』
実技制作を主とした授業で、「図工科」を子どもとともに取り組むことを想定しています。課題を完成させていく中ではさまざまな試行があります。そうした過程の豊かさも感受することができます。

児童文化Ⅰ
2.児童文化Ⅰ[ 1〜4年次 ]

『子ども文化の豊かな世界への理解を深める』
絵本や紙芝居、児童文学や詩、手遊び・歌遊びといった児童文化にふれることで、学生自らが心を豊かに耕し、これから出会う子どもたちの主体的な育ちや、そのための環境について考えます。

特別支援教育原論
3.特別支援教育原論[ 1年次 ]

『特別支援教育の定義や理念を知る』
特別支援教育の成立過程や背景要因、基礎理念について学びます。国際生活機能分類(ICF)や発達障害者支援法など関連する動向も学び、特別支援教育の現代的課題に対する理解を深めます。

2年次

介護等体験や水泳実習へ。教育法では、小学生の立場に立って指導する具体的な方法を考えます。

基幹科目
基礎演習

専門科目
1.児童文化Ⅰ 児童文化Ⅱ 言語教育Ⅰ・Ⅱ
数学教育 自然科学教育 地域社会研究Ⅰ・Ⅱ 特別支援教育
2.音楽Ⅲ・Ⅳ 小学校音楽科教育法 美術Ⅲ・Ⅳ
小学校図工科教育法 3.小学校体育科研究 小学校体育科教育法
小学校国語科研究 小学校国語科教育法
小学校社会科研究 小学校社会科教育法
4.小学校英語教育Ⅰ・Ⅱ
小学校算数科研究 小学校算数科教育法
小学校理科研究 小学校理科教育法
小学校生活科研究 小学校生活科教育法 
小学校家庭科研究 小学校家庭科教育法
外国語(英語)教育法
介護等体験 野外活動 教育史 学習心理学 教育統計学
資格科目Ⅱ
児童文化Ⅰ
1.児童文化Ⅰ[ 1〜4年次 ]

『子ども文化の豊かな世界への理解を深める』
絵本や紙芝居、児童文学や詩、手遊び・歌遊びといった児童文化にふれることで、学生自らが心を豊かに耕し、これから出会う子どもたちの主体的な育ちや、そのための環境について考えます。

音楽Ⅲ・Ⅳ
2.音楽Ⅲ・Ⅳ[ 2年次 ]

『簡単なピアノの楽曲を演奏できるように』
主にM L(ミュージック・ラボラトリー)でピアノの演奏法を学びます。手を動かす技術に加えて和声という音楽の「文法」の基礎を学び、教育現場で使える「弾き歌い」のレパートリーを増やします。

小学校体育科研究
3.小学校体育科研究[ 2年次 ]

『小学校体育科の目標と内容を理解』
小学校体育科で行われる運動種目の指導法について実践的に学びます。子どもの発育発達や運動能力の発達などの知識もあわせて学び、体育科の授業研究・教材研究に必要な思考力を身につけます。

小学校英語教育Ⅰ・Ⅱ
4.小学校英語教育Ⅰ・Ⅱ[ 2年次 ]

『小学校での英語教育の基礎と指導法を修得』
小学校における英語教育の現状と課題を把握し、カリキュラムの組み方や指導法を学びます。子どもの年齢に応じた言語習得状況を理解した上で実際にプランを立て、授業を行うことも体験します。

発達障害児教育論
5.発達障害児教育論[ 2年次 ]

『発達障害児の教育課程と指導法を理解する』
自閉症スペクトラム障害、限局性学習症、注意欠如・多動症など、いわゆる発達障害の特徴について知るとともに、基本的な教育・支援法について最新の知見にもふれながら学んでいきます。

3年次

日立市内の小学校で約1カ月間の初等教育実習。現場での経験をとおして、自己のさらなる成長を図ります。

基幹科目
労作体験Ⅰ・Ⅱ 児童体育Ⅰ・Ⅱ
児童教育演習Ⅰ・Ⅱ
専門科目
1.初等教育実習Ⅰ・Ⅱ
保育方法の研究 総合的な学習の時間の教育法
生徒・進路指導の理論と方法 教育相談の基礎
介護等体験 野外活動 教育史 学習心理学
児童教育特講A・B 2.児童文化Ⅰ 児童文化Ⅱ
言語教育Ⅰ・Ⅱ 数学教育 自然科学教育
地域社会研究Ⅰ・Ⅱ 特別支援教育
資格科目I
保育内容総論 保育内容教育法・健康
保育内容教育法・人間関係
保育内容教育法・環境
保育内容教育法・言葉
保育内容教育法・表現Ⅰ・Ⅱ
幼児理解 教育相談
資格科目Ⅱ
特別支援教育総論 知的障害児の教育Ⅰ・Ⅱ
知的障害児の心理・生理・病理
肢体不自由児の教育
肢体不自由児の心理・生理・病理
病弱児の教育 病弱児の心理・生理・病理
重度重複障害児教育論 感覚障害児教育論
言語の発達と障害 発達障害児の心理検査法
障害児福祉論 世界の障害児教育
資格科目Ⅲ
学校経営と学校図書館
学習指導と学校図書館
読書と豊かな人間性
学校図書館メディアの構成
情報メディアの活用
初等教育実習Ⅰ・Ⅱ
1.初等教育実習Ⅰ・Ⅱ[ 3年次 ]

『教師として必要な実践的指導力を身につける』
小学校で4週間にわたって教育を実践。実習生は現場の先生方や子どもたちに支えられて邁進し、感動的な最終日を迎えます。その後もボランティアとして実習校への協力を続ける学生も多くいます。

2.児童文化Ⅰ
2.児童文化Ⅰ[ 1〜4年次 ]

『子ども文化の豊かな世界への理解を深める』
絵本や紙芝居、児童文学や詩、手遊び・歌遊びといった児童文化にふれることで、学生自らが心を豊かに耕し、これから出会う子どもたちの主体的な育ちや、そのための環境について考えます。

4年次

これまでの学びをとおしての教職実践演習に加え、希望に応じて特別支援教育実習や幼稚園実習を行います。

基幹科目
児童教育演習Ⅲ・Ⅳ
専門科目
言語教育Ⅰ・Ⅱ 数学教育 自然科学教育
地域社会研究Ⅰ・Ⅱ 特別支援教育
児童教育特講A・B 教育相談実践
教職実践演習(小学校・幼稚園) 教育実践研究A・B
卒業研究 教育史 学習心理学
1.児童文化Ⅰ 児童文化Ⅱ
資格科目Ⅰ
初等教育実習Ⅲ
資格科目Ⅱ
特別支援教育実地演習 特別支援教育実習
資格科目Ⅲ
学校経営と学校図書館
学校図書館メディアの構成
学習指導と学校図書館
情報メディアの活用
読書と豊かな人間性
児童文化Ⅰ
1.児童文化Ⅰ[ 1〜4年次 ]

『子ども文化の豊かな世界への理解を深める』
絵本や紙芝居、児童文学や詩、手遊び・歌遊びといった児童文化にふれることで、学生自らが心を豊かに耕し、これから出会う子どもたちの主体的な育ちや、そのための環境について考えます。

児童教育専攻

資格取得に向けた学外実習スケジュール

  1年次 2年次 3年次 4年次
小学校教諭一種 - 介護等体験[必修]
福祉施設5日間

体育実技(水泳実習)[必修]
日立市かみね市民プール 計8日間
介護等体験[必修]
特別支援学校 2日間


初等教育実習Ⅰ・Ⅱ[必修]
日立市内の小学校20日間(事前に一日観察実習あり)
-
特別支援学校教諭一種 - - - 特別支援教育実習[必修]
特別支援学校10日間
(履修要件あり)
幼稚園教諭一種 - - - 初等教育実習III[選択]
幼稚園10日間
(事前に一日観察実習あり)

[必修]:上記の資格取得に必修となる実習。
[選択]:上記の資格取得に選択となる実習。

進路・就職

卒業後の道

本専攻では、小学校教諭と特別支援学校教諭あるいは幼稚園教諭の免許状が卒業と同時に取得できるカリキュラムを編成しています。学生たちは、充実した教員採用試験対策プログラムを活用しながら、日々、教員という同じ夢に向かって互いに切磋琢磨しながら学んでいます。こうした本専攻の伝統ともいえる学習環境により、1982年の学科開設以来、多くの教員を輩出しています。

進路イメージ

  • 小学校教員
  • 幼稚園教員
  • 特別支援学校教員
  • 各種学校講師
  • 児童養護施設職員
  • 教育相談員
  • 心理判定員
  • 教育関連企業
  • 大学院進学  など

就職実績(2019年5月1日現在)

%
  • 教育、学習支援業
  • 卸売業、小売業
  • 医療、福祉
  • 公務
  • 建設業
  • 情報通信業
  • その他
就職者79
就職希望者79

主な就職先(2019年3月卒業生)

  • 日立市立大みか小学校
  • 日立市立助川小学校
  • 日立市立塙山小学校
  • 日立市立久慈小学校
  • 日立市立櫛形小学校
  • ひたちなか市立佐野小学校
  • ひたちなか市立市毛小学校
  • 水戸市立笠原小学校
  • 水戸市立酒門小学校
  • 水戸市立緑岡小学校
  • 水戸市立渡里小学校
  • 高萩市立高萩小学校
  • 常陸大宮市立上野小学校
  • 笠間市立友部小学校
  • 城里町立常北小学校
  • 石岡市立恋瀬小学校
  • つくば市立茎崎第一小学校
  • かすみがうら市立志筑小学校
  • 鉾田市立鉾田南小学校
  • 古河市立西牛谷小学校
  • 茨城県立水戸特別支援学校
  • 茨城県立内原特別支援学校
  • 茨城県立常陸太田特別支援学校
  • 茨城県立伊奈特別支援学校
  • 茨城県立結城特別支援学校
  • 児童養護施設誉田養徳園
  • つくば市役所 ほか

卒業生の声

児童教育専攻卒業生の声

いろいろな子どもたちと関わりながら
ともに成長し、寄り添えることができる教員に。

子どもたちの多様な個性に寄り添う方法を修得しよう。

本専攻では多様な子ども一人ひとりに寄り添うための方法を学びます。「心理学的手法」を重視した学びや、自然の中での体験型の授業が充実していることが特徴で、それらを通じて「頭と心と身体」のバランスのとれた教育者を育成します。

斎藤 遼太郎 文学部 児童教育学科 教員

「当たり前」な考え方も見直せる力を養っていきましょう。

本専攻では、教育に関する知識の学習(頭)、子どもの心を理解するための諸技法に関する学習(心)、体験型の授業での学習(身体)を、バランス良く行えるカリキュラムが組まれています。その中で私の担当する「教育史」などでは、過去の教育方法や教育思想の学習をとおして、教育に対する先入観を揺さぶっていきます。

安喰 勇平 文学部 児童教育学科 教員

愛と勇気を持って、
楽しく実行していく力を育みましょう。

この学科では「心と頭と手」という全人教育の理念を掲げています。子ども、地域の人々、社会、自然などに対する豊かな感性を育て、体系的で専門的な知識を伝え、さらに学んだことを勇気を持って実行できる力を育むことをめざしています。そのため、専門科目とともに、音楽や美術、体育、労作などの体験も通じて、繊細で豊かな感受性を培っていきます。知識や技能に「心」を通わせることで、やさしさと強さを兼ね備えた人間性が身につくのです。

藤原 善美 文学部 児童教育学科 教員

児童教育学科の教員一覧

児童教育学科 児童教育専攻の教員一覧

高度な専門性と、豊富な現場経験を兼ね備えた教員は、学生の飛躍的な成長を支える原動力。成績優秀なだけではない、他者に寄り添い支えられる、真に優れた人材の育成に向けて、大学全体でチームワークを組み、持てる力の限りを尽くして取り組んでいます。