茨城キリスト教大学

心理福祉学科:続・日立市の街づくりや人との繋がりについて考えました!

明秀学園日立高等学校と日立市社会福祉協議会との共催で「街づくり」や「人との繋がり」に関する発表会を行いました!

3月26日(水)、明秀学園日立高等学校と日立市社会福祉協議会との共催で、3月7日(金)に行われた座談会をもとに高校生・大学生目線からの発表会を行いました。



発表会会場(明秀学園日立高等学校):日立市社会福祉協議会より写真提供

心理福祉学科・新4年生と新3年生、卒業生(清原ゼミ)の14名が参加しました。3/7の座談会から3/26まで準備期間が少なかったですが、アドバイザー、専門職、大学生、高校生と多世代・多分野で一生懸命考え、“どのような街であれば住みたいと思うのか?”や“高校生や大学生の趣味から繋がりを作ることができるのではないか”というさまざまな提案がなされました。

Aグループ発表の様子

住んでみたい、活気のある街を作るには、「若者だけではなく、世代間の壁を越えて皆が、興味関心を持てるような取り組みが必要であること」という発表が印象的でした。その中で、スマホを使いこなせる学生であれば、高齢者にスマホを教える提案もありました。また、本学の卒業生も多く、例えば、社会福祉士の実習で高齢者施設に行って、その会話で、同じ大学出身という話題で盛り上がるケースも紹介されました。昔を懐かしむ高齢者にとっては受験生対象のオープンキャンパスとは別に、「大人のオープンキャンパス」を開催する機会があれば、お互いに昔と今の本学のキャンパス内を一緒に歩き、会話が弾むのではないかという提案もありました。

Bグループ発表の様子

社会福祉は、支援がたくさん必要な人のためだけのものではなく、私たちの日常生活の中にある、身近なものであることを改めて感じた座談会でした。
普段の社会福祉の授業も大切ですが、自分ごととして考えるきっかけ、多世代とお話する機会を持ち、1グループ約40分以上、人前で話す練習にもなりました。「緊張した」と口々に話す学生達でしたが、1つの目標を持ち、やり切ることの大切さ、フリースタイルな発表会で楽しんだもの勝ちということを体験しました。

参加者の集合写真

専門職・日立市社会福祉協議会・明秀学園日立高等学校・心理福祉学科清原ゼミ
(集合写真は日立市社会福祉協議会より提供)

今後、発表会で出た高校生・大学生からの提案を日立市社会福祉協議会と事業化するために、学生中心に実現していきます。