近年,学校現場では統計教育の重要性がますます高まってきました。統計教育では,統計の良さを理解できる題材をもとに,統計の意味を理解しながら学習することが大切です。
しかしながら,実際には試験のために暗記偏重の学習に陥ってしまっている傾向があります。
統計について「良さも意味もわからないから公式を暗記した。だから統計が必要なのはわかるけれどもつまらない。」という人も多いと思います。
これは,高校生だけではなく統計を使う大学生にも言えることです。そこで,統計の有用性を実感する題材を用意し,意味を理解しながら統計を学習できるような本に仕上げました。
(佐々木 隆宏先生より)