教育ボランティアを通して学んだこと
日立市立 日高小学校で教育ボランティアとして活動している本学文学部児童教育学科児童教育専攻3年生 山内さんに教育ボランティア活動についてお話いただきました。
教育ボランティアを始めたきっかけ
日高小学校の教育ボランティアは、ユニパのボランティア募集から見つけ、応募しました。
一日実習を終えた段階で自分がまだまだ児童との関わり方がつかめず、教育実習に不安を抱えていたことと、三年生になってからは空きコマが増え、時間を有効に使いたいと思ったのがきっかけでした。
大学の前期期間では火曜日・木曜日・金曜日の空き時間に活動していました。給食も児童と一緒に食べ、下校まで参加する日もありました。
後期では火曜日の空き時間にボランティア活動を行っています。
ユニパ…UNIVERSAL PASSPORT(学生のポータルサイト。インターネットを通じて、大学内のさまざまな情報を提供するシステム)
教育ボランティア活動を通して
6月から始め、担当学級は小学校側のご厚意で、教育実習で担当する学級でボランティアをすることになりました。内容は、ドリルの丸付けや掲示物の手伝い、授業の学習支援、休み時間の遊び相手などをしています。
学習支援として机間指導をさせてもらうときに、どんな声掛けをしたら伝わるか、今の児童が抱えている困り感はどこだろうか等迷うときがあります。
ですが、近くで先生の対応を見て学ぶことが出来るので、教員志望の私にとって、とても力になっていると感じています。
休み時間には児童と一緒にめいいっぱい遊んで、元気をたくさんもらっています。
教育ボランティアに参加したことで、実習が始まる前に児童の名前や性格、特徴などを知ることができたので、ある程度安心感や、余裕を持って実習を取り組むことができたことがとても強みになりました。
実習を終わった今も、ボランティアを通してさまざまなことを見て学ばせていただいています。実習やボランティアで感じた課題を解決できるように大学で学びを深めていきたいです。特に、電子黒板やタブレット端末を活用した授業展開ができるように研究していきたいと思います。
この貴重な経験を将来活かせるように、一回一回を大切にこれからも過ごしていきたいと思います。