茨城キリスト教大学

文学研究科 英語コミュニケーション専攻

教育課程

本専攻の教育課程は、英語文学・文化、英語学、英語教育学の3つの分野と関連科目群から編成されています。加えて、このプログラムは英語の読み書き、聴き取り、会話の4つのコミュニケーションスキルの向上にも重点を置いています。

ニュース

3つの分野 

英語文学・文化

英語文学・文化の分野では、英語で書かれた作品をその文化背景の中で理解する文学研究と、翻訳および通訳を理論と実践の両面から学ぶ科目が用意されています。加えて、このプログラムでは、社会言語学やコミュニケーション背景に関する文化研究も学ぶことができます。英語による文化の伝達という行為に幅広く焦点を当て、研究を進めます。

英語教育学

英語教育学の分野では、グローバル化時代に求められる英語教育を小学校、中学校、高等学校のどの校種においても実践できる指導力をつけるプログラムを提供しています。教員を目指す学生は自身の教育環境で最も興味深いまたは有用と考える英語教育の分野を研究し、現職教員はこれまでの実践を振り返り、より良い授業を提供できるよう課題研究をする機会として本研究科での学びを活かしています。

英語学

英語学の分野では、最新の言語理論に基づいて高度な英語分析を行うことによって英語への理解を深める事を目標としています。さらに、このプログラムでは、形態論・統語論または意味論・語用論の他に、社会言語学やコーパス言語学などの分野も学ぶことができます。

教育職員免許状の取得

中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)を有する者が、本専攻において、教育職員免許法および同法施行規則に定められている単位を修得した場合、中学校・高等学校教諭専修免許状(英語)を取得することができます。

本大学院の特色

〔1〕昼夜間開講制

学部からの進学者だけでなく、広く社会人のリカレント、リフレッシュメントを対象とする教育・研究の機関となるため、本大学院では昼夜間開講制をとっています。昼間仕事をもっている方のために、夜間にも授業を開講しています。さらに、このプログラムでは、毎日の通学が難しい働く教師の方々のために、遠隔授業も受講できるようになっています。学生は、授業を対面または遠隔で受講するか、担当教授との相談の上、選択することができます。

〔2〕長期履修制度

職業を有している等の事情により、定められた修業年限で大学院の教育課程の履修が困難な者に限り、標準修業年限2年を超え、3年間で修学できる長期履修制度を導入しています。

〔3〕多様なメディアを利用した授業

一部の科目において、いわゆる「オンライン授業」に代表される多様なメディアを利用した授業を導入しています。特に、学生が就労している場合には、担当教授との相談の上、一部の授業を対面ではなくオンラインで受講することができます。

修業年限

学びの計画によって、2年履修、3年履修を選択します。(4年まで在学可能)
修業年限は、大学院出願時に選択しますが、1回に限り変更が可能です。(詳細については、大学院学生募集要項を参照のこと。)

在学留学制度

本学と提携関係にあるハワイパシフィック大学、カリフォルニア大学リバーサイド校(アメリカ)での英語教育プログラムに、半年間・セメスター留学または1年間・ダブルセメスター留学し、授業を受けることができる制度です。いずれの留学も、留学期間は在学期間に含まれます。特に優れた留学生は、留学期間中、学納金の納入が免除される場合があります。一定レベル以上の英語力(TOEFLによる)が問われます。希望者は、出願前までに十分時間的余裕を持ってご相談ください。

カリキュラム

履修について

本大学院は社会人の履修を可能にするため、昼夜間開講制をとっています。時間割は、毎年4月上旬の専攻別ガイダンスで、受講者と相談の上、調整しています。 授業は、月曜日から土曜日(場合によっては集中)と夏期等休業中に集中講義の形で行われています。夜間の場合は、6時限目(17:40~)、7時限目(19:15~)に行われています。

単位について

研究を行う分野から研究指導8単位を含め12単位以上、研究を行う分野以外の科目を含め総計30単位以上の修得が必要です。

2024年度予定

基礎科目

 授業科目 単位数
 Academic Communication SkillsA(Listening&Speaking) 2
 Academic Communication SkillsB(Reading&Writing) 2

英語文学・文化の分野

 授業科目  単位数
 英語コミュニケーション文化研究A(英語文学・文化概論)  2
 英語コミュニケーション文化研究B(英語文学・文化演習)  2
 英語コミュニケーション文化研究C(翻訳概論)  2
 英語コミュニケーション文化研究D(翻訳演習)  2
 英語コミュニケーション文化研究E(通訳概論)  2
 英語コミュニケーション文化研究F(通訳演習)  2
 英語文学・文化研究指導Ⅰ  2
 英語文学・文化研究指導Ⅱ  2
 英語文学・文化研究指導Ⅲ  2
 英語文学・文化研究指導Ⅳ  2

英語教育学の分野

 授業科目 単位数
 英語コミュニケーション教育研究A(英語教育学概論) 2
 英語コミュニケーション教育研究B(英語教育学演習) 2
 英語コミュニケーション教育研究C(第二言語習得論概論) 2
 英語コミュニケーション教育研究D(第二言語習得論演習) 2
 英語コミュニケーション教育研究E(ICTを活用した英語教育) 2
 英語コミュニケーション教育研究F(小学校英語教育) 2
 英語教育学研究指導Ⅰ 2
 英語教育学研究指導Ⅱ 2
 英語教育学研究指導Ⅲ 2
 英語教育学研究指導Ⅳ 2

英語学の分野

 授業科目 単位数
 英語コミュニケーション言語研究A(形態論・統語論概論)  2
 英語コミュニケーション言語研究B(形態論・統語論演習)  2
 英語コミュニケーション言語研究C(意味論・語用論概論)  2
 英語コミュニケーション言語研究D(意味論・語用論演習)  2
 英語コミュニケーション言語研究E(応用言語学)  2
 英語コミュニケーション言語研究F(社会言語学)  2
 英語学研究指導Ⅰ  2
 英語学研究指導Ⅱ  2
 英語学研究指導Ⅲ  2
 英語学研究指導Ⅳ  2

関連科目

 授業科目 単位数
 特殊演習A  2
 特殊演習B  2
   
   
   
   
   

入試情報

事前相談

研究内容・履修期間等について担当教員による事前相談を必ず行うこととします。
出願する場合は入試広報部にお問い合わせいただき、Ⅰ期の場合は 2023年9月25日(月)まで、Ⅱ期の場合は 2024年2月16日(金)までに事前相談を済ませてください。(詳細については、大学院学生募集要項を参照のこと。)

特に以下の場合には注意が必要です。
(1)「英語」試験の免除資格を有するかどうかの事前相談は、時間的余裕をもって申し出てください。
(2) 心身に持病・障がいのある方は、時間的余裕をもってご相談ください。本学が必要と判断した場合には、健康診断書が出願書類の一つになります。

出願方法・出願登録

インターネットを利用したWeb出願となります。
出願登録および入学検定料支払いは出願締切日16時30分までとなります。

※紙媒体での学生募集要項(冊子)は配付しません。

Web出願登録ページはこちらから

英語コミュニケーション専攻Ⅰ期の入試日程

1.出願期間 2023年9月26日(火)〜10月5日(木)〈書類必着〉
※出願登録は締切日16時30分までとなります。
窓口受付は9時〜16時30分(ただし、土曜日午後、日曜祝日は除きます)
2.入学検定料支払期間 2023年9月26日(火)〜10月5日(木)
※検定料支払いは締切日16時30分までとなります。
3.試験日 2023年10月14日(土)
4.合格発表日 2023年10月21日(土)
5.入学手続期間 2023年10月23日(月)〜11月6日(月)〈書類必着〉

英語コミュニケーション専攻Ⅱ期の入試日程

1.出願期間 2024年2月19日(月)〜3月1日(金)〈書類必着〉
※出願登録は締切日16時30分までとなります。
窓口受付は9時〜16時30分(ただし、土曜日午後、日曜祝日は除きます)
2.入学検定料支払期間 2024年2月19日(月)〜3月1日(金)
※検定料支払いは締切日16時30分までとなります。
3.試験日 2024年3月9日(土)
4.合格発表日 2024年3月15日(金)
5.入学手続期間 2024年3月18日(月)〜3月25日(月)〈書類必着〉