茨城キリスト教大学

2025年度公開講座「外国人児童生徒支援演習」を開催しました

多文化協働クリエイター認定科目公開講座「外国人児童生徒支援演習」を開催しました

4日間全15回の講座の様子をご紹介いたします。

多文化協働クリエイターの紹介や公開講座概要はこちらから

第1回:10月4日(土) 

授業担当:中山健一先生(文学部文化交流学科教授)

講座内容
2限  全体概要説明、受講者自己紹介
3限  日本語教育・日本語学習支援に求められること
4限  日本語教育・日本語学習支援の多様性
5限  国内の在住外国人の概要:年少者を中心に

 

受講者の感想(抜粋

  • 「外国人」という言葉の使い方が外国にルーツを持つ人にとっては疎外感を与えてしまったり、自分の持つ「外国人」への先入観などから相手のことを傷つけてしまう場合があるので今後気を付けたいと思った。
  • 今回の講義を聞いて、まだまだ古い固定概念にとらわれてしまっていると思った。色々な方の意見の中で自分が今まで考え付かなかった意見もあり、自分の知識等の幅をもっと深めていきたいと思った。
  • 「多文化共生」と、言うのは簡単だが、実際問題になるケースはとても複雑で理解が難しいことがわかった。
  • 公開講座を通して、「多文化協働」の考え方を広げたり、外国人に対する日本語支援のためにできることや学ぶべきことを身につけたりしたい。


第2回:10月25日(土)

授業担当:山田野絵先生(文学部文化交流学科兼任講師)

2限 「やさしい日本語」概説
3限 「やさしい日本語コミュニケーション」:「やさしい日本語」と「やさしい傾聴」
4限  「やさしい日本語」ワークショップ
5限 「やさしい傾聴」ワークショップ


 

受講者の感想(抜粋

  • マジョリティとマイノリティの関係や、「やさしい日本語」への直し方、アンコンシャス・バイアスなど、気づかされること、考えさせられることもたくさんあり、上手く言葉にすることが難しかった。
  • 異文化理解ワークショップでは、初めて聞くことが多く、動画による「特権」の事例を見て衝撃を受けた。同じような経験をしないと本当の意味でマジョリティがマイノリティのことに気付くことはないのかもしれないと思った。
  • 話者のスキルよりも会話への参加態度を外国人が重視していることで、これまでの自分の態度などを振り返りながらペアワークに取り組めた。
  • これから在日外国人の方々と話す機会があったなら、「やさしい日本語」で相手の方々と会話してみたいなと思った。


第3回:11月8日(土)

授業担当:仙波美哉子先生(外部講師/文部科学省地域日本語教育アドバイザー・茨城県地域日本語教育推進員)

2限 茨城県内の外国人児童生徒への日本語支援の現状
3限 外国人児童生徒の日本語支援の課題(ケーススタディ)
4限 地域日本語教育と外国人児童生徒への日本語支援
5限 多文化共生社会と外国人児童生徒への日本語支援
 

受講者の感想(抜粋

  • 自分の住む地域自治体がどのような取り組みをしているのか興味を持った一方で、支援が不完全であるとその子のその後の進路に影響が出てしまうことを知った。もっと体制を整えていくことが必要であると感じた。
  • 日本語の支援を必要とする生徒がその教室に一人ではなく、複数人いる場合、平等にするために英語で教えることが良くない(英語が母語の生徒ばかりではないという観点から)場合もあることを知った。
  • 日常会話の日本語も大事であると思うが、日本で安定して過ごしていくために、まずは学習における日本語習得を大事にしたり、一人ひとりの将来のイメージを明確にしたりする必要があると感じた。
  • 地域日本語教室、行政、大学が連携して地域社会の課題を解決していくことが求められていると感じた。


第4回:11月29日(土)

授業担当:勝山紘子先生(文学部文化交流学科准教授)

2限 「やさしい日本語」にしてみよう①
3限 「やさしい日本語」にしてみよう②
4限 「やさしい日本語」にしてみよう③
 

受講者の感想(抜粋

  • どの講座も外国人の子どもたちを支援するために必要なお話で、認識も変わった。
  • 前回の講座で「やさしい日本語」を学んだが、日本語を常に使っている私たちには「やさしい日本語」に直すことが難しかった。
  • 全講座を経て、教師になるまでには日本語支援のボランティアに参加してみたいという目標ができた。
  • この講座をきっかけに、日本語教育に携わることにチャレンジしようと思えたので、私にとっては大きな出来事だった。


今年度は社会人の方も受講され、学生と社会人の考え方の違いや交流もより良い学びに繋がったと思います。

私たちもすべての方が共に暮らせる社会を願って次年度も同講座を開催する予定です。ご興味のある方はぜひご応募ください。

  ※募集に関する情報は2026年夏頃、大学HPで公開します。

地域・国際交流センター

地域交流課について

地域交流課では、学生ボランティアの他にも地域に貢献できる講習や講演会を企画しています。
地域社会との連携、地域活動のほかに、公開講座・県民大学など各種講座運営、聴講生に関すること、広報誌「みどりの」編集・発行、地域・教育ボランティアに関することを担当しています。
 
気になる方は、地域・国際交流センターまでお問い合わせください。
 
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