1.講話:災害時の避難行動
冒頭で災害の種類や起こりうる被害を解説いただいたのち、3.11当時の日立市内の被害状況を撮影した記録映像を視聴しました。
3月に入ってから地上波放送等で特集番組が組まれていたとはいえ、14年が経過し、当時の記憶が薄れつつあった方も多かったことでしょう。市内の身近な河川や道路が津波や土砂に巻き込まれる様子、車が流される光景、レポーターやアナウンサーの必死に叫ぶ声など、改めて災害の恐怖や体験を思い出し、受講者アンケートにも「東日本大震災関連の特集をどこか他人事のように観ていました。 講座に参加して、決して他人事ではなく、あの時に自分は災害の中にいたことを改めて認識しました。」との感想もありました。
まとめでは、「起きてもいない自然現象に無駄に怯える必要はない」が、正しい知識と備え、それから情報(通信・連絡手段)の確保が重要であると強調されました。