茨城キリスト教大学

公開講座「地域のもしもに備えよう」地域防災プログラムを開講します

本学では、日立市にご協力をいただき、初めて防災に関する公開講座を開講することになりました。

近年も各地で発生している自然災害。大規模災害が発生したとき、自然に囲まれた茨城県(特に県北地域)ではその被害状況によって道路の陥没、倒木、津波などにより公的支援の到着までに人命救助が困難な場合が予測されます。
少子高齢化が進み、希薄化・孤独化しつつある地域コミュニティの中で、今、地域防災力(地域の状況に合わせた防災として住民同士で助け合う)の重要性がより一層叫ばれています。
自分の命を守るための「備え」と、周りにいる方の命を守るための「行動力」を身に付けることを目的に、日立市に協力を得て地域防災プログラムを開催いたします。

2月14日追加情報!

当プロジェクトの開講に伴い、茨城キリスト教大学がまちのコインのスポットとして承認されました。

以下の開催日(3月13日と14日)のいずれかまたは両方に参加してくださった受講者の皆さんに50タッチを差し上げます!
 

ご希望の方は、受付に設置されるQRコードを読み取り、タッチを受け取る形になりますので、下部の申込フォームで申込後、当日お越しください。
 
※ 受講者以外の方や開催日以外の日に来学された方へのタッチの配付はできかねますのでご了承ください。

 

第1回

3月13日(木)10:00~11:30(受付9:30~)

講師/日立市防災対策課
会場/茨城キリスト教大学11号館2階11203教室(演習時は移動します)

テーマ:災害時の決断力を高めるための備えと公助までの間に自分ができること(自分の命を守る:自助)

災害への備えはしたくても、何から手を付けたら良いか分からない人にはまずはここから。不測の事態に備えるための基礎知識を学び、災害が発生したら、一人ひとりがどう行動していくかを考える機会とする。
・災害種別ごとに異なる避難行動
・在宅避難に備える防災グッズ
・ハザードマップの見方・マイタイムラインの作成方法(図上訓練等)
・避難所生活の課題・適切な避難先の選び方(間仕切りテント等の設営体験)
・市が行う防災対策の取組 等
 

第2回

3月14日(金)9:30~12:00(受付9:00~)

講師/本学看護学部講師 長津貴子氏・日立市消防本部 多賀消防署 江幡正氏
会場/茨城キリスト教大学8号館8101教室(演習時は南体育館へ移動)

テーマ:誰一人取り残さないために私たちができる防災力を高める方法(周りの命も守る:共助)

災害が起こってから避難をする間に様々な怪我や健康を害する恐れがある。東京消防庁の調査によると、近年発生した地震でけがをした原因の約30~50%が家具類の転倒・落下・移動との結果が出たとのこと。周りに怪我等で動けない人がいる時、公助が来るまでにどんなことができるのか。JMAT(日本医師会災害医療チーム)として活動経験もある本学看護学科教員 長津貴子氏と日立市の消防本部が連携し、防災訓練を実施する。
・救助者の搬送体験(演習)
・けが人の応急手当(演習) 他

対象

・社会人(地域住民等)
・行政
・茨城キリスト教学園関係者
・学生等

受講料

第1回・2回ともに無料

申込方法

申込フォームへ登録(1日のみ・両日の参加可)

服装・持参物

・動きやすい服装
・水分補給
・14日の参加者:体育館シューズ等の中履き

その他

・13日は間仕切りテント設営体験、14日は救助者の搬送体験がありますので、動きやすい服装でお越しください。
・大学構内の駐車場は台数に限りがありますので、なるべく公共交通機関でご来場ください。
・日立市より防災グッズをプレゼントします。

リーフレットはこちら

主催・問い合わせ先:地域・国際交流センター

地域交流課について

地域交流課では、学生ボランティアの他にも地域に貢献できる講習や講演会を企画しています。
地域社会との連携、地域活動のほかに、公開講座・県民大学など各種講座運営、聴講生に関すること、広報誌「みどりの」編集・発行、地域・教育ボランティアに関することを担当しています。
 気になる方は、地域・国際交流センターまでお問い合わせください。

茨城キリスト教大学の掲げる地域連携方針はこちらのページでご案内しています。

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