東海村との連携事業のご報告
今年３月に締結した「東海村と茨城キリスト教大学との相互連携・協力に関する包括協定」にもとづき、東海村福祉部健康増進課さまにプレコンセプションケアに関する健康教育セミナーを開いていただきました。
知ってほしい！プレコンセプションケア
開催概要
【主 催】東海村福祉部健康増進課（保健センター）
【日 時】２０２５年１２月９日（火）午後１２時４０分から午後２時１０分まで
【場 所】茨城キリスト教大学８号館 ８１０２教室
【対 象】本学文学部文化交流学科 宮﨑 晶子教授ゼミ生
及び参加希望学生（計２５名程度）
及び参加希望学生（計２５名程度）
【内 容】「自分と未来に繋ぐプレコンセプションケア」
【講 師】助産院－結－ゆい 助産師 菊池 愛美 氏
セミナーの様子
趣旨説明
本学看護学科卒業生の方が東海村の保健師として当セミナーを担当してくださいました。
セミナー冒頭では宮﨑先生から、これまでの文化交流学科の学びとの連動性、将来の自分と大切な周りの人を守れる大人になるために、「セミナーを通じて正しい知識の習得をしてほしい」とのメッセージが伝えられました。
セミナー冒頭では宮﨑先生から、これまでの文化交流学科の学びとの連動性、将来の自分と大切な周りの人を守れる大人になるために、「セミナーを通じて正しい知識の習得をしてほしい」とのメッセージが伝えられました。
講師：助産師 菊池 愛美氏
はじめは、学生自身がこれからのライフプランを考えるワークからスタートしました。
受講者は大学３～４年生が大半であったことから、就きたい職業などの「働く」イメージはもっている学生もいますが、「80歳までを誰と、どこで、どんな目標をもって生きていくか」を具体的に考える機会は貴重だったようです。
受講者は大学３～４年生が大半であったことから、就きたい職業などの「働く」イメージはもっている学生もいますが、「80歳までを誰と、どこで、どんな目標をもって生きていくか」を具体的に考える機会は貴重だったようです。
本題：プレコンセプションケアとは？
直訳すると、「妊娠前の健康管理」という意味になるプレコンセプションケアという言葉には３つの目的があるそうです。
- 若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実現してもらうこと
- 若い世代の男女が将来、より健康になること
- １の実現によって、より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子どもたちをより健康にすること
健康を維持する・これからより健康になるためにできること
菊池氏からは、学生たちがそれぞれ描いたライフプランを生きるための健康促進として、そして将来、生まれてくる次世代の子どもたちの健康のため、これからの生活習慣や健康行動を見直すことの重要性が伝えられました。
質疑応答
受講したゼミ生からは、子宮頸がんのワクチン（HPVワクチン）の副反応に関する質問、助産師を目指している看護学部看護学科学生からは、講師への感謝の言葉がありました。
まとめ
最後に、セミナーのまとめとして、宮﨑先生ご自身の出産時から職場復帰までの困ったこと、周りの方からの嬉しかったお声かけ（サポート含む）などのエピソードが語られ、これから社会に出ていく学生たちに、妊産婦含め、誰にとってもやさしい世界を作る構成員のひとりとして生きていってほしいと締めくくりました。
受講した学生たちのアンケートの自由回答より抜粋
- ・今回，自分の人生を見つめ直す機会になりました。ありがとうございました。
- ・改めて食事，睡眠，運動などが大切なことを知り，今の自分は胸をはって誇れるほど健康な生活をしていないので，気をつけようと思いました。
- ・自分だけでなくパートナー，周りの人も全員で思い合ってプレコンセプションケアと向き合っていくことが大切だと学びました。
- ・貴重な話を聞けて，男だからどうでもいいではなく，自分で気をつけられることは予防しようという意識を持つ機会になりました。
- ・今後健康に生活していくために日常生活から見直すべきポイントが多くあることを学ぶことができた。私自身，ライフプランとして結婚及び妊娠・出産は考えておらず，プレコンセプションケアと無縁だと考えていたが，女性だけでなく男性も必要であることを学び，女性にも男性にも情報共有や相談に乗れるような保健師を目指したいと実感することができた。
講師の菊池さま、主催いただいた東海村保健センターの皆さまに心から感謝申し上げます。
番外：助産師を目指す学生たちが憧れの目で講師にアドバイスをいただいていました。貴重なお話ありがとうございました。
地域・国際交流センター
地域交流課について
地域交流課では、学生ボランティアの他にも地域に貢献できる講習や講演会を企画しています。
地域社会との連携、地域活動のほかに、公開講座・県民大学など各種講座運営、聴講生に関すること、広報誌「みどりの」編集・発行、地域・教育ボランティアに関することを担当しています。
気になる方は、地域・国際交流センターまでお問い合わせください。
本学では地域連携方針を定めています。
地域社会との連携、地域活動のほかに、公開講座・県民大学など各種講座運営、聴講生に関すること、広報誌「みどりの」編集・発行、地域・教育ボランティアに関することを担当しています。
気になる方は、地域・国際交流センターまでお問い合わせください。
本学では地域連携方針を定めています。
取扱窓口時間
平日 8：45〜16：45
※昼休み時間もオープンしています。
土曜日 8：45〜11：50
※日・祝及び大学指定の休日等は閉室となります。
※学内行事等の事由で閉室日・閉室時間が変更になる場合があります
※昼休み時間もオープンしています。
土曜日 8：45〜11：50
※日・祝及び大学指定の休日等は閉室となります。
※学内行事等の事由で閉室日・閉室時間が変更になる場合があります
