茨城キリスト教大学

2017年度明知大学校への海外留学生 HT 2月分報告書

【韓国】明知大学校
H.T.(文化交流学科)
at Myongji University 【Korea】

안녕하세요.
今年の2月から韓国・ソウルにある明知大学校に交換留学をすることになりました。これから約1年間、大学での授業や生活について報告書を通してお伝えしていきたいと思います。韓国留学を考えている方の役に立つ報告書になるよう頑張りますので、よろしくお願いします。

<出発までの主な準備>

1. Applicationと健康診断書の提出

私の場合は留学が決まってすぐに、Applicationと健康診断書の提出がありました。Applicationは基本情報や語学レベル、何語の授業を取りたいか、寮は何人部屋が良いかなどを記入しました。この時、同室になりたい人がいる場合は相手の名前を記入することができます。必ず同じ部屋になれるのかは分かりませんが、私の場合は希望する人と同室になることができました。
健康診断書は病院にお願いするのですが、対応している病院としていない病院があるので、電話などで問い合わせて確認したほうが良いと思います。血液検査などもあり、1週間から2週間程度かかることもあるので、早めの確認をおすすめします。

2. ビザ(D-2)の申請

入学許可書が届いたら、ビザの申請に行きます。申請書は駐日本国大韓民国大使館HPからダウンロードできます。必要なものや受付時間、行き方などの詳細は大使館のHPに記載されていました。申請時間が決まっているので、あらかじめ下書きしておいて、分からない箇所は事前に電話で問い合わせておくことをおすすめします。私の場合は、申請書と証明写真(パスポートサイズの背景白)、入学許可書と事業登録書を提出しました。

3. 海外旅行保険の加入

海外旅行保険は国際理解センターで紹介して頂いた保険会社のものに加入しました。病院予約やキャッシュレス対応、日本語通訳者の手配などにも対応していて、ソウルに日本語が可能なデスクもあったのでこの保険会社に加入しました。実際に病院にお世話になる機会があったのですが、寮からデスクに電話をしたらすぐに病院予約と通訳者の手配をしてくださり、その日のうちにキャッシュレスで治療を受けることができました。しかし、この日は休日だったため、救急室での診察となり、通訳費として現金₩70000がかかりました。病院によっては通訳費がかからない病院もあるようです。

4. 受講申請書の提出

明知大学校から授業一覧が送られてくるので、それをもとに受講したい授業を決めました。単位数や授業時間をみながら決定し、受講申請書を提出します。授業は早いもの順で抽選漏れもあるので、受付が始まったらすぐに送ることをおすすめします。受講申請書を提出した後に、明知大学校の方が授業登録をしてくださったので、自分で登録する必要はありませんでした。

<留学初日>

事前にPick-upサービスを申し込んでいたので、仁川空港にお迎えが来てくれていました。集合場所に集まった順に6人ずつ、車に乗って移動しました。ここではPick-upサービス代として現金₩30000を支払いました。
寮に着くと部屋番号の案内、学生証の配布、オリエンテーションの案内、布団(事前申し込み・現金₩55000の支払い)とトイレットペーパー、浴室用スリッパ(部屋で1つ)と掃除用具の配布がありました。
そのあとは、部屋で荷物の整理をし、沖縄の大学から来た子たちとサムギョプサルを食べに行きました。

<オリエンテーション>

2日目にオリエンテーションがありました。学校や寮での注意点やオウラミ(ICでいうバディーのようなもの)の紹介、授業に関する説明を受けました。食堂に移動してオウラミの人たちと昼食を頂いた後、再びオリエンテーションがあり、オウラミの人に手伝ってもらいながら、外国人登録(現金₩33000の支払い)と銀行口座の申し込みをしました。外国人登録をしている間の約3週間はパスポートを預けるようなので、コピーを用意しておくと安心です。また、銀行口座の開設は約1週間程度かかりました。最後にキャンパスツアーをして、オリエンテーションを終えました。

<寮について>

寮には洗濯室やコンビニ、ハンバーガーショップや簡単な調理ができる場所があります。洗濯室には洗濯機と乾燥機があり、それぞれ現金₩1000(₩500玉2枚)が必要です。その他に、アイロンとアイロン台もありました。調理室にはトースター、電子レンジ、ウォーターサーバー、IHクッキングヒーターがあり、無料で使用することができます。また、寮の事務室もあり、聞いた話では日本語も通じるそうです。4階のラウンジではWi-Fiが使えますが、その他の場所では使えません。部屋には各机の下に有線LANがあるので、部屋で1つWi-Fiルーターを買ってきて、そこからWi-Fiをとばして使っています。Wi-Fiはタクシーでemart(ウンピョン店)に行って買いました。ここは大きめのマートなので、電化製品や日用品、食料品などを買うことができました。

部屋には有線LANのほかに、机(引き出し・鍵付き)、ベッド、クローゼット(鍵付き)、電気スタンド、ゴミ箱、冷蔵庫(部屋に1つ)、棚、引き出し付きの靴箱があります。水回りについては、トイレ・シャワー・洗面台が同室(鍵つき)にあります。コンセントはSEタイプで、机の下に2口とベッドの横に2口あります。プラグにも2口タイプがあるので、それを使うとより便利です。

また、各階に共同トイレとラウンジがあり、そこにはテレビと体重計、ウォーターサーバー(水とお湯)があり、自由に使うことができます。各階の端にはごみを捨てる場所があります。ゴミ出しについては、そこに分別して捨てれば大丈夫です。

<留学生>

今回、一緒に留学生となった人たちは、日本はもちろんのこと、中国やインドネシア、ベトナム、アメリカ、ブラジル、ロシア、フランス、イタリアなど様々なところから来ています。私は、中国やインドネシアからきた留学生と友達になり、一緒に出かけたりご飯を食べに行ったりしました。韓国語が話せる人もいれば、英語しか話せない人もいるので、英語で話す機会もあり緊張しました。私自身、英語には強い苦手意識があるのですが、できる範囲で頑張れば、案外英語での会話も大丈夫でした。初めは緊張すると思いますが、緊張や恥ずかしさに負けずに頑張って話せば、相手も理解してくれるので、チャレンジすることが大切だと感じました。留学生の中には、ソウルキャンパスではなく、ヨンインキャンパスで生活している学生もいるようです。また、私は1年間ですが、同じ日本からの留学生でも前期だけなど、留学期間が異なる人もいるようです。

以上が、出発までの主な準備と韓国に来て約1週間の私の生活状況です。不安や緊張もありますが、感謝の気持ちと前向きにチャレンジすることを忘れずに、一生懸命留学生活に励みたいと思います。次の報告書では授業の内容についてお伝えしたいと思います。감사합니다.

[授業を受けている建物]
[寮にある洗濯室]