茨城キリスト教大学

2016年度韓瑞大学校への海外留学生 AK 6月分報告書

【韓国】韓瑞大学校
A.K.(現代英語学科)
at Hanseo University 【Korea】

アンニョンハセヨ!韓瑞大学校が位置するソサン市は30℃を超える日々が続いていますが、日本の皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は先日大学の期末考査を終え、ただ今日本に一時帰国をしております。
期末考査は、前にお話ししました中間考査よりも難しく、準備が大変でした。私は、留学のプログラムの一部として韓国語の勉強をする語学堂にも通っているのですが、大学の期末考査と語学堂の期末考査が重複してしまい、大変な1週間を過ごしました。

大学の期末考査は、韓国人や中国人の学生と一緒にグループを作り、グループとして期末テストを受けることもあったので、テスト週間前に、大学周辺のカフェで夜遅くまで何度も何度も発表内容を練り直したり、考査の直前まで少しでも良いものにしようと話し合ったりしました。

中でも大変だったのが、映画のシーンを抜き出し、その時の登場人物の心情、周囲の状況について劇を交えながら教授の前で演じる授業でした。
私は、中国人2人と韓国人1人の4人グループで発表を行いましたが、「シーンの暗記+自分の言葉(英語)で自分なりに心情や周囲の雰囲気などを説明する」という、記憶力、英語力(語彙力・文法・発音)さらには表現力という、ハードな能力を必要とする授業でしたので、何度も何度も4人で練習を重ねました。日本人はこのような、人前で演じるという事に恥ずかしさを感じるかもしれませんが、私を除いた3人は真剣そのものでした。当初、私は本気で演じてはいませんでした。もちろん英語で説明すること自体がとても大変だったせいもありますが、何よりも恥ずかしさのほうが勝っていました。ですが、3人は真剣そのもの。恥ずかしいからと言ってウジウジしたり、日本人特有の笑ってごまかしたりという自分の行為がとても申し訳なく、逆に恥ずかしいものだと考えるようになりました。

そこで当日は、恥じらいを捨てて自分の持てる英語力と頭脳を駆使し、自分の言葉で説明をしました。すると、同じグループの子はもちろん教授にも「素晴らしい発表だった」と称賛の言葉を頂き、達成感でいっぱいでした。 その他の試験も無事に進み、私の最初の期末考査は何とか終わりを迎えました。全ての試験が終わった日の夜には、上記のグループの人たちと一緒に「テストお疲れ様会」を開き、4人でご飯を食べ、お互いの労をねぎらいました。

さて、期末考査も終わり、夏休み!「何をしようかな」と夏休みの計画をあれこれ練っていた時に、韓瑞大学校の寮母さんから「寮にいられるのは6月いっぱいまでです。」と言われてしまいました。実は私の住んでいる外国人寮は7月から始まる短期留学生用の寮に使用されるとのことでした。
なので、私たちは1人暮らしをしている友人の家に行くか、格安の共同宿泊所(ソウル周辺)に泊まるか、日本へ一時帰国するかの選択をしなければいけませんでした。もちろん私は韓国で夏を迎えるつもりでしたが、日本人の友人(東京の大学)も皆日本へ一時帰国するというので私も一緒に帰国することにしました。

前期を振り返ってみて、私の留学プログラム、デュアル・ディグリー留学は、今年度から始動した留学プログラムという事もあり全てが大変でした。
韓国に着いた当初、何をしたら良いのか分からず右往左往する事が多く精神的にとても辛い時期がありました。また、事前に説明されていたことでも蓋を開けてみたら実際は違っていたなどという事態が発生することが多く、「日本に帰りたい」と何度も感じましたが、周囲の方々のサポートのお陰で1つ1つ心の不安も解消することが出来ました。勉強面では、韓国の英語教育の質の高さに驚かされました。毎日のように出される課題に、最初は付いていけず朝まで夜通し勉強することもありましたが、自分なりの勉強の仕方を見つけ、無理なく取り組む事が出来ました。私の場合、韓国語と英語の両方の勉強が強いられる立場にいるので、外国で生きるために、これからも言語の勉強は続けていきたいと考えています。

後期の目標について、前期のある日、韓国人の友人と「なぜ韓国と日本は仲が良くないのか」という議題について話す機会がありました。歴史問題や日本政府の外交問題など、数多くの問題が存在しているという事については知っていましたが、いざ1つの問題について焦点を置いて話そうとしても、私の知識不足が原因であまり意見を述べることが出来ませんでした。「自分の祖国にも関わらず私は何も知らない」と恥じ入るような気持ちでその時を過ごしました。私はもともと国際関係について興味があったので、この機会をきっかけに調べてみようと思いました。

学科の勉強もおろそかにすることなく、努力する姿勢を忘れることなく、かつ韓国に留学している環境をフルに生かし有意義な留学生活を送っていきたいと思います。