茨城キリスト教大学

2016年度韓瑞大学校へのデュアル・ディグリー留学生 AK 5月分報告書

【韓国】韓瑞大学校
A.K.(現代英語学科)
at Hanseo University 【Korea】

アニョハセヨ! こんにちは。韓国の韓瑞大学校に留学中のA.Kです。

今月は韓国留学に役立つ(?)情報と私の留学状況についてお話したいと思います。
まず、最初に留学に役立つ(?)情報、それは日本からの荷物についてです。デュアル・ディグリー留学のように長期留学をすると、少なからず日本からの仕送りは受けることがあると思います。私の場会、持病があり、韓国の病院で処方してもらうには、コミュニケーションの面でも、薬の種類の面でも、心配なところがあるので2ヶ月に1度、日本から送ってもらっています。そして、薬を送ってもらうついでに、韓国では入手出来ない参考書や日本の食べ物・服を送ってもらっています。私の場合、日本に住む母から国際郵便物として、韓国の郵便局を通して届きます。また費用は重さによってです。私は今までに2度、送ってもらいました。1度目の費用は、10kgで8250円 、2度目は14kgで9850円でした。2回共、日本の郵便局で受理してもらってから4~5日で手元に届きます。

しかし、ここからが大変なのです。国際郵便物ということは国境を挟むので、各国々によって持ち込み不可になってしまう物が存在します。なので、荷物の中身が何なのかを別紙に記載しなければいけないのです。すべて英語表記です。何が、何個、いくらの商品なのか、使用目的(personal use で大丈夫です。)などなど、送るもの全てを書き出さなければいけないので、母が大変だったようです。また、私は薬も一緒に入っているので、日本の担当医の先生に英語で何の薬なのかを書いていただいた紙も一緒に入っています。私と同じように、目白大学の友人も日本から荷物を送ってもらったのですが、税関で引っ掛かってしまい、中身が一度開封された状態で寮に届きました。これは、韓国に持ち込んではいけないものが含まれていたからでした。

次に韓国での携帯電話についてです。私は今、韓国の携帯電話をメインに使っています。携帯電話自体は5月の上旬に作ったのですが、契約に至るまでには、長い長い道のりだったと思います。手順としては、「外国人登録をする→韓国の銀行口座を作る→日本から国際送金をしてもらい→契約」ですが、最初の外国人登録をするのに1ヶ月半程かかった為、すべてが遅くなってしまいました。日本からの国際送金も、初めてのことなのでかなり時間がかかったと思います。そして何とか携帯電話契約まで漕ぎ着けたのです。支払方法は、日本のお金を送金してもらった韓国の銀行口座から毎月差し引かれます。私は2年間の留学なので、値段は少し高くなりますが、様々なサポートがついているプランを契約しました。銀行口座を設立する時もそうですが、携帯電話を契約する時にも韓国人を1人連れて行かなければいけませんでした。私の場合、“連れて行かなければならなかった”のではなく、来てもらわなければ契約出来なかったと思います。

さて最後に私の現在の状況についてです。
大学の授業にも慣れ、最近は韓国の文化や言語について知るために遺跡を訪れたり、韓国人の友達に韓国語を教えてもらう時間が増えたと思います。先日、大学の周辺にある“ヘミ城”の跡地を日本語学科の先生と共に見学してきました。私たちが訪れた日は、丁度さまざまな韓国伝統文化イベントが催されていました。城跡では昔ながらの楽器を使ったダンスや音楽が奏でられていました。ヘミ城跡は韓国で有名な歴史ドラマの撮影地でもあるので、沢山の人で賑わっていました。無料で韓国の(ちょっとリッチな人達が着る)伝統服を着ることができ、とても充実した1日だったと思います。韓瑞大学校に留学に来たら、このヘミ城跡を是非訪れてみてください。オススメですよ。

と、韓国文化を満喫している私に待ち受けているのが、期末テストです。今月の中旬から夏休み前の期末テストなので、準備を怠らず望みたいと思います。
来月もお楽しみに!