那珂市立菅谷西小学校 教諭
和田 典子さん
文学部 児童教育学科 児童教育専攻
2018年卒業
茨城県立太田第一高校 出身
いつでも受け入れてくれる相談先があることがとても心強かったです。
将来は子どもと関わる仕事がしたい、自分が誇りを感じられる職に就きたいと考えていました。教職志望を決めたのは3年次の10月。教員採用試験対策講座や外部の講座で、まずは一次対策に集中し、本番を終えてから二次対策に取り組みました。教職指導室の鈴木先生には、試験のことはもちろん、悩み相談にも乗っていただき、願書や自己PRについても私が納得するまで何度もご指導いただきました。また、同じ夢を追う学科の仲間からもやる気を分けてもらい、乗り切ることができました。
私の就職活動 成功のコツ
進路は今後の人生の大切な選択となるので、後悔だけはしないで済むよう、興味を持ったことは積極的に調べたり、関係する方にお話を伺うなどして、さまざまな職種を知るようにしました。
最初の頃は勉強のペースがなかなかつかめずに苦労しました。今から思えば、もっと早くから、少しずつでも始めておけば良かったと感じます。まずは教職指導室で話を聞くだけでもいいでしょう。
就職までの道のりは長いもの。いくら熱意があっても、疲れるときは疲れます。そんなときは無理をせずいちど休んで、先生や友達、先輩方に不安を相談してみてください。周囲を頼ることも大切です。
指導教員から
相談を受ける際は、まずじっくりと相手の話を聞くことから始めます。和田さんの場合、最初の相談は「自己アピールすることがない」というものでした。けれど彼女は自分で気づいていなかっただけで、サークル活動や学業にも励んでおり、そこを本人と振り返りながら、意味づけを確認していきました。当初は漠然としていた思いも、小論文や面接指導をとおしてめざす教師像が具体的になり、最後は自信を持って決意表明できるようになりましたね。長い道のりを、よくあきらめずにがんばりました。
（教職指導室長 鈴木 正人）
（教職指導室長 鈴木 正人）
※掲載内容は取材当時の情報です。
