茨城キリスト教大学

なんとなく話を聞いてほしい
子どもたちが
気軽に相談できる
保健の先生でありたいです。

益子町立田野小学校
養護教諭
田口 藍さん
看護学部 看護学科
2015年3月卒業

ぎりぎりまで粘った結果、道が開けた

保健の先生になりたかった私にとって、専門的な技術が学べ、看護師や保健師の資格も取得できるこの学科は魅力的でした。小児看護を中心に一生懸命学びましたが、養護教諭の求人は少ないため、まずは看護師も視野に入れて、4年次に病院でのインターンに参加。7月の教員採用試験は不合格な一方、8月には病院に内定をいただいたのですが、やはり養護教諭になりたくて、先生をはじめ、さまざまな方に要望を伝えていたところ、栃木県益子町の求人をご紹介いただけたのです。期限付き採用で働きながら栃木県の教員採用試験を受け直し、今度は合格することができました。

児童みんなの顔を覚えて接するように

子どもたちから頼りにされる先生に

基本的な仕事は具合の悪い児童や怪我をした子の対応です。その他、校内見回り、保健だよりや掲示物の作成、委員会の顧問やスクールカウンセラーとの連絡調整など仕事は多いですが、子どもたちにはなるべく忙しい姿を見せず、話しかけてもらいやすい雰囲気づくりを心がけています。担任には話しづらい悩みを抱える子もいますし、家庭環境や発達障がいなど複雑な事情があるケースも考えられますから、さまざまな子どもたちに頼ってもらえるよう、今後も専門性を高めていきます。

受験生へのメッセージ

大変だからこそ、実りある学生生活

看護学科で学べる知識や技術、考え方は一生ものの力になります。選べる職業もどれも素晴らしいもので、私自身、就職時は迷ってしまったほどです。専門的な分野だからこそ、講義や実習も多く大変ですが、経験豊富な先生方や、支え合える仲間たちとともに学ぶ4年間は、必ず実り多いものになるはずです。

月に1回は保健安全委員会での指導も担当
掲示物の作成も仕事のひとつ、道具箱は児童が作ってくれた宝物

私の学生生活

  • 1年次 
  • 2年次
  • 3年次
  • 4年次茨城県の教員採用試験は残念ながら不合格。
    病院の内定を辞退し講師採用をめざして就職活動を再開。
    養護教諭として栃木県益子町に期限付き採用。
  • 卒業栃木県の教員採用試験に合格。翌年度から本採用に。

ほかの卒業生たちの声