茨城キリスト教大学

毎日、生徒の成長を
感じられる瞬間がたくさんあり、
教員としてのやりがいを感じます。

茨城県立勝田特別支援学校
教諭
椎名 美穂さん
文学部 児童教育学科 児童教育専攻
2015年3月卒業

障害児教育について関心を持つように

小学校の先生になりたくてICに入学しましたが、3年次の時に特別支援学校でのボランティア講座に参加したのをきっかけに、特別支援学校の先生に興味を持つようになりました。ゼミでは、障害児の教育について学びました。幼児保育専攻との合同のゼミだったこともあり、幼児期から学童期まで、さまざまな年齢の障害児について学ぶことができました。特別支援学校での教員歴のある先生が、経験を交えていろいろと教えてくださったことが、今とても参考になっています。

下校時は、通学バスで帰宅する生徒や送迎車で放課後等デイサービスへ向かう生徒を、教員全員で見送る。

生徒自身でできることが増えていく喜び

特別支援学校では学習だけでなく、挨拶や言葉づかい、食事、掃除の仕方、人との接し方などさまざまなことを指導します。将来の自立に向けてできることを増やすために、現在、中学部で生徒自身が考える機会を作り、「待つ」ことを心がけています。さらに一人ひとりに合った柔軟な指導ができるように 、いずれは小学部低学年や高等部も担当して、私自身の引き出しを増やしていきたいと考えています。

生徒の下校後は、職員室や教室でデスクワーク。授業の準備や保護者への配付物の作成などを行う。

受験生へのメッセージ

夢に向かって挑戦してください!

学生時代はボランティア活動に積極的に参加し、多くの子どもたちと関わることができました。そこでの経験が、今の教員生活に生かされていると感じています。大学での4年間はあっという間。やってみたいと思ったことは、ぜひ、全て挑戦してください。その中から自分の本当にやりたいことが見えてくるはず です。大変だなと思う時、ICで夢を叶えるために一緒に励まし合った友人や、出会った先生方を思い出します。夢に向かって、素敵な大学生活を実現してほしいと願っています。

私の学生生活

  • 1年次児童文化研究会に所属し、先輩たちと地域の小学生を招待したイベントを企画。
  • 2年次小学校教科の勉強が楽しく、教職経験のある先生方の話が参考になった。
  • 3年次小学校や特別支援学校でのボランティア活動などに、積極的に取り組んだ。
  • 4年次教員採用試験の準備が本格的に。同じ夢を持つ友人の存在が励みに。
  • 卒業

ほかの卒業生たちの声