
人との出会いや関わりを大切に、
「子どもの身近な存在でありたい」
常にその思いを忘れず
日々、仕事に取り組んでいます。
ひたちなか市立堀口小学校
教諭
佐藤 学さん
文学部 児童教育学科(現・児童教育学科 児童教育専攻)
2007年3月卒業
仲間と励まし合って乗り越えた日々
小学校と幼稚園、両方の教員免許取得をめざして進学。当初は小学校の先生になりたい気持ちが強く、がんばって免許を取りたいと思う反面、高校とは違う講義に戸惑いました。特に1年次の「介護等体験」は苦労の連続。仲間と励まし合いながら乗り越えたことは、今でも印象に残っています。ゼミでは美術を学び、個人やグループでさまざまな作品制作に取り組みました。ともに過ごした仲間は同じ職業や職種に就いており、卒業後もお互いを支え合う良い関係が築けています。

子どもたちと向き合いたくて、転職を経て教員に
3年次からの教育実習は大変でしたが、それ以上に充実感や子どもたちとのふれ合いに、喜びを実感できました。実習を行った幼稚園でボランティア活動をする中で、「幼児体育」に携わったことがきっかけとなり、卒業後に幼稚園児を対象に体育指導を行う会社に就職しました。その後、子どもたちとより近く、そして長い目で向き合いたいと考え、小学校教員に転職。現在は6年生の学級担任を任されています。失敗や反省も多いですが、大学時代に学んだ「ひとつのことに真剣に向き合う大切さ」を忘れず、子どもたちとともに成長できるよう、今後も努力したいと思います。

私の学生生活
- 1年次
- 2年次
- 3年次幼稚園で教育実習を経験。のちに同園でボランティア活動も
- 4年次ゼミで恐竜のモニュメントを制作。大学に泊まり込んで完成
- 卒業体育指導を行う企業に就職。複数の幼稚園で指導にあたる。その後、子どもにもっと寄り添うために教員に転職