2026年7月9日、学園キアラ館にて、文化交流学科の前期講演会を実施しました。
今回は、キルギス(クルグズ)共和国ビシケクご出身で伝統楽器コムズ奏者の、ウメトバエワ カリマン氏を講師としてお招きしました。ウメトバエワ カリマン氏は、クルグズ国立音楽大学で民族音楽を専攻されました。卒業後来日し、東京藝術大学にて博士号を取得されました。日本で音楽活動を精力的におこない、最近では、2026年3月5日開催の外務省「「中央アジア+日本」対話・第14回東京対話(「伝統文化の保存と産業展開・国際活動への活用」)」公開シンポジウムに登壇し、演奏されました。
講演は、「キルギス音楽の魅力」と題し、キルギスの歴史、文化、生活、そして、ご自身のご専門である音楽についてお話しいただきました。また、伝統楽器の生演奏をご披露くださいました。
演奏のすばらしさはもちろん、ウイットに富んだ飾らないことばで、多くの興味深いお話を聞かせていただきました。その中には、歴史(ソ連成立とその崩壊、独立)の中で変化していく側面(音楽がその代表例でした)、多民族国家としてさまざまな民族が共存する中で成立していく側面(食文化がその代表例でした)、さらに、外国に来て初めて気づく自国文化など、単なる伝統文化紹介にとどまらない、異文化理解、文化交流の本質をつくお話が多くありました。
当日は他学科を含む多くの学生や教職員、学外の方々が出席し、キアラ館はほぼ満席でした。今回も、文化交流学科らしい講演会になったと思います。あらためまして、ウメトバエワ カリマンさん、ご来場の皆さん、ありがとうございました。
