茨城キリスト教大学

外国人と接するこの仕事は
毎日が異文化交流!
相手の小さな気づきをキャッチし
授業に生かしています。

株式会社京進ランゲージアカデミー
水戸校 技能実習課 専任講師
滑川 恭平さん
文学部 文化交流学科
2017年3月卒業

「他の人と違うことがしたい」が出発点

高校時代に中国語を学んでいて、海外に行きたいという思いがありました。1年次に新入生歓迎会に参加し、キルギス人にインタビューしたことがきっかけで、翌年3月に文化交流体験で実際にキルギスを訪問。日本語を学習する外国人の熱意にふれ、その手助けがしたいと思うようになりました。2年次にカンボジアでの教育ボランティア、3年次にインドネシアで日本語教育の実習を体験。現地の人々との交流は、先入観や価値観を大きく変えてくれる驚きと発見の連続でした。

中国やタイ、ベトナムなどから来日した技能実習生に日本語を指導。大学での学びは授業を行う上での基礎に。

インターンシップを経て日本語教育の道へ

3年次に参加した日本語教育のボランティア講座で、現在の勤務先の先生と出会い、4年次から日本語学校でインターンシップを開始。来日する留学生の夢を支えたいと思い、就職を志望しました。現在は外国人実習生の入国後に行う日本語講習の指導や、市役所での手続き、学校や寮での生活についてのサポートなどを行っています。ここでは毎日が異文化交流。大学で学んだ日本語教育の知識や、相手の文化や意見を尊重することの大切さが非常に役立っています。

日本語講習のほか、宿舎の準備や事務手続きなども担当。空き時間にはスタッフ同士で ミーティングも行う。

受験生へのメッセージ

学生時代はさまざまなことに挑戦してください

大学での4年間はあっという間に過ぎていきます。その中で目標を見つけるのはとても大変です。しかし、何ごとも食べ物の好き嫌いと同じで、試してみなければわかりません。学生時代、インドネシアのモスクを訪れた際、突然、強面の男性から声をかけられました。「怖い」というイメージから、身のすくむ思い をしましたが、男性は笑顔で握手を求め、私のイメージを覆しました。心惹かれたものには食わず嫌いはせず、ぜひ食いついてみてください。人生を変える出会いにつながるかもしれません。

私の学生生活

  • 1年次社会科教員をめざしつつ、海外に対する興味も強くなった。
  • 2年次キルギス訪問が日本語教員をめざすきっかけに。
  • 3年次複数の企業でインターンシップ体験。知見が広がった。
  • 4年次「〇〇系男子」について調査・研究。卒業論文のテーマに。
  • 卒業

ほかの卒業生たちの声