患者さまと接する際の
ポイントのひとつである
親しみやすさ、話しやすさは
大学時代に培いました。
医療法人 碧水会 汐ヶ崎病院
心理支援相談室 臨床心理士
横田 裕亮さん
生活科学部 人間福祉学科(現 心理福祉学科)
2014年3月卒業
積極的なコンタクトで、理想の職場を発見
高校時代に「人の心はどうなっているんだろう」という漠然とした疑問から心理学に関心を持ちました。専門を学び、関係者と接する中で何度も壁に当たり、進路も悩みましたが、やがて「やりたいことを限界までやってみよう」と考えるように。ゼミで学んだ、まとめる力・表現する力・伝える力は、今でも糧になっています。その後、大学院を経て心理職を志望しましたが、募集情報が大学まで届くことが少なかったので、自ら探して連絡を取り、見学や面接の予約を取っていきました。
多様なニーズに応えられる心理士をめざして
現在の入職先に決めたのは、地域に根ざした診療スタイルや、職員の方々の親切な対応、そして臨床研究や研修会など自分のやりたいことが実現できる環境があったからです。ここでは臨床心理士として、患者さまのカウンセリングや各種心理検査を中心に担当。不安や葛藤を伺い、問題を整理し、その方らしく生きるために何が必要なのかを患者さまと一緒に考えています。他分野の専門職とのチーム連携や、最近では認知症の検査にも注力。患者さまに信頼され、寄り添っていけるように、常に生涯学習と反省的実践に励み、納得できるまで考え続ける姿勢を持ち続けたいです。
私の学生生活
- 1年次
- 2年次小学生のキャンプにボランティア協力。4年次まで続ける
- 3年次専門性を高めるため大学院進学を決心
- 4年次
- 卒業応用研究を行いつつ、2年目の早期から就職先に自らコンタクト。現在の職場に就職