茨城キリスト教大学

さまざまな困難を
抱える人たちを支え
より良い生活が送れるよう
サポートしていきたい

社会福祉法人愛孝会 地域包括支援センター 福祉の森聖孝園 社会福祉士
上遠野 美穂さん
生活科学部 人間福祉学科(現 心理福祉学科)
2014年3月卒業

学びをとおして社会福祉士への道が明確に

福祉の仕事をしていた母と姉の影響で、高校時代から福祉に興味を持っていました。また、心理学にも漠然とした興味があり、どちらも学べるこの学科は魅力的でした。入学当初は、進路について明確な考えはありませんでしたが、授業や実習をとおして医療や介護など、さまざまな困難を抱える人たちのサポートをする社会福祉士という仕事に魅力を感じました。資格取得のための手厚いサポート体制があったことも、社会福祉士にチャレンジする決め手になりました。

職場は明るく和やかな雰囲気で、スタッフ同士のコミュニケーションが活発に行われている。

地域からの多岐にわたる相談内容に対応

地域の高齢者を対象とした、介護・福祉についての総合相談窓口を担当しています。地域や自宅で、高齢者が安心して生活するための支援について、さまざまなサポート機関と連携しながら提案を行います。また、地域の方への啓発活動なども行っています。相談内容は多岐にわたり、豊富な知識と経験が必要とされます。法律や制度が変化する中で、自分の未熟さを感じることもありますが、地域の方々のより良い生活をサポートできるよう、日々経験を積んでいきたいと思っています。

受験生へのメッセージ

充実した学生生活がきっと支えになります。

レポートや実習、資格のための勉強など辛い時もありましたが、その経験が今の仕事に生かされていると感じます。特にコミュニケーション技術や記録技術は日々の業務に役立っています。行き詰まった時には相談できる先生がいてくださり、アドバイスやサポートも受けられます。また、一緒に切磋琢磨した仲間とは、社会に出てからも仕事やさまざまな悩みを共感、共有し合えるかけがえのない存在です。夢や目標に向かって、先生や仲間とともに充実した学生生活を送ってください。

私の学生生活

  • 1年次高齢者施設などのボランティアに積極的に参加。
  • 2年次
  • 3年次実習を経験し、人の役に立ちたいとの思いが強まる。
  • 4年次就職活動では興味のある施設を見学し、話を伺った。
  • 卒業社会福祉士として地域に貢献できる今の職場に転職。

ほかの卒業生たちの声