茨城キリスト教大学

不安を抱えていた
保護者の方が、
笑顔で話せるように
なってもらえると嬉しいです。

社会福祉法人同仁会 同仁会児童家庭支援センター 相談員/社会福祉士
田村 菜摘さん
生活科学部 心理福祉学科
2017年3月卒業

抱え込まずに先生や友人、先輩に相談する

心理学に興味がありこの学科を選びましたが、入学後にソーシャルワーカーの仕事を知り福祉を学ぶことにしました。ICのカリキュラムは資格取得のために必要な履修モデルが明確で、安心して取り組むことができました。3年次で実習に参加してから、相談職に就きたいと具体的に考えるようになりました 。就職活動では、ゼミの先生やキャリア支援センターの職員の方に相談したり、研究室に来訪された先輩方に仕事の内容を聞いたりしました。

面談のうえセラピーを行うことも。心理療法士と一緒に意見を交わしながら各家庭について考える。

長く続けて、フランクに相談してもらえる人に

この職場はICのキャリセンで紹介してもらい、地域とのつながりの強さに魅力を感じて志望しました。現在は、18歳未満のお子さんについての相談を電話や来所で受けていて、毎年全体で1200~1300件の相談があります。現場に立って、学生時代の実習で経験したことを改めて振り返るようになりました。相手が話しにくいと思っていることでも、聞かなければならない時があり、相談員として、コミュニケーションの大切さを日々実感しています。

自分の体調を管理するのも仕事のうち。休憩時間は同僚と会話することで、リフレッシュ。

受験生へのメッセージ

不安があっても安心して学ぶことができます

何を学んだらいいか、漠然とした不安を持ったまま入学する人もいると思います。私自身、心理や福祉について十分な知識はありませんでしたが、1年次から概論や総論を講義でしっかり学ぶことができるので安心です。演習や実習は課題が多く大変な時もありますが、先生方のフォローもあり、何よりもそこでしか得られない学びがあります。大学内での勉強だけでなく、大学生だからこそできる学外での活動もたくさんあります。メリハリをつけながら、有意義な大学生活を送ってください。

私の学生生活

  • 1年次心理も福祉もひとくくりではなく、種類がいろいろあることを講義で知る。
  • 2年次演習が増え、グループ活動をとおしてコミュニケーションの重要性を学ぶ。
  • 3年次多くの課題や実習も先生のフォローやサポートで乗り切ることができた。
  • 4年次公共図書館でアルバイト。幅広い世代の人とのコミュニケーション方法を学ぶ。
  • 卒業

ほかの卒業生たちの声