茨城キリスト教大学

常陸大宮市のCAFÉ BAHNHOFで学生考案ランチメニューを提供しました

茨城キリスト教大学アイディアメニュー開発クラブ×コミュニティCAFÉ BAHNHOFコラボ! 学生考案ランチメニュー提供&クリスマスイベントが行われました!

食物健康科学科の学生を中心に活躍しているアイディアメニュー開発クラブが、JR水郡線常陸大宮駅近くの「コミュニティCAFÉ BAHNHOF」とコラボした初の取り組みにおいて、学生考案ランチメニューの提供と参加型のクリスマスイベントを行いました。
コミュニティCAFÉ BAHNHOFには本学食物健康科学科卒業生の高井梨央奈様が勤務されており、アイディアメニュー開発クラブとのコラボ企画にお誘いいただきました。  

コラボランチメニューのポスター

コラボランチメニューは、12/19(木)~25(水)の6日間、食数限定で提供されました。

クラブに所属する2~4年生の5名が、常陸大宮市を中心とする地元の食材を活用した各料理を考案し、各日2種のランチメニューが提供されました。

ビーフシチュー:常陸大宮市で「芋煮会」という行事があったため、地元の方に馴染みのある里芋を使用しました。また人参を星型にして提供することで、クリスマス感を出すよう工夫しました。

さばのバジルソテー:トマトの鮮やかな赤色とバジルの爽やかな風味でクリスマスらしいソテーにしました。

ノーザンルビーのポテトサラダ&紅しぐれ大根のピクルス:メインの料理が豪華だったため、バランスが取れるよう、さっぱりとした味付けにしました。
どちらも、常陸大宮市にある「コトコトファーム」さんの野菜を使用しています。ポテトサラダのトッピングには、クリスマスらしくピンクペッパーを使用しました。

りんごのパウンドケーキ:食感が良くなるようりんごを角切りにし、甘さを控えることで最後まで食べやすくなるように工夫しました。


クリスマスイベントのポスター

12/22(日)に行われたクリスマスイベント

12/22(日)に行われたクリスマスイベントでは、にんじんクッキー作りとコラボランチメニューの提供を行い、6組16名の親子の方にご参加いただきました。
参加者の皆様が型抜きしたクッキーを焼いている間は、学生によるランチメニューの食材を題材とした栄養教室も行われました。

説明資料はわかりやすく色やイラストが効果的に使われ、お子様方も楽しめるよう食材と栄養に関するクイズを取り入れるなど、栄養教育論で学んだ知識を生かした工夫がみられました。



栄養教室や焼きあがったクッキーをデコレーションしている様子

焼き上がったクッキーは、チョコペンやカラースプレーでデコレーションし、お持ち帰りいただきました。また、当日のランチも学生考案メニューが提供され、2名の学生が実際の調理のお手伝いもさせていただきました。

 

 

当日のランチ!

当日提供された特別ランチメニュー

鮭グラタン:ベシャメルソースに味噌を加えてコクを出しました。また、鮭やほうれん草を大きめにカットして主役の食材を楽しめるようにしました。

参加者の皆様へのアンケートでは、「とても楽しかった」などの回答を多数いただきました。

アイディアメニュー開発クラブ【コラボ企画メンバー代表学生】高橋花歩さんのコメント

授業で得た知識を実践するとともに、実際の現場で働く方々から改めて多くの学びを得られました。

 夏にCAFE BAHNHOF様からコラボのお声掛けをいただき、今回のメンバー5人でイベント企画やランチメニューの提供を行いました。

 イベント企画では、メンバー全員が初めて一から企画や媒体づくり等を行いましたが、先輩にあたるCAFE BAHNHOFの髙井様をはじめスタッフの皆様からたくさんのご助言をいただき、形にすることができました。また、イベントに参加してくださった方から好評の声をお寄せいただき、とても嬉しく思います。

 ランチメニューの提供では、CAFE BAHNHOF様が日頃より地域に密着していることや、地産地消を推奨していることを生かしてメニュー考案をしました。特にビーフシチューは連日完売することができました。

 限られた時間の中で不慣れなイベント企画やメニュー提供はとても大変でしたが、授業で得た知識を活用したり実際に現場で働く方々から多くのことを学ぶことができ、実りあるコラボとなりました。

コミュニティCAFÉ BAHNHOF【本学食物健康科学科卒業生】高井梨央奈様のコメント

「まちを元気にしたい、食から健康を支えたい」

 地域のコミュニティの場として、まちを元気にしたい、食から健康を支えたいという思いでカフェの管理栄養士として勤務しています。今回は、大学で学んだことを生かせる実践の場として、学生さんの「やりたいこと」を実現してもらいたいとの思いからコラボを企画しました。

 ランチメニューは3か月半という短期間で、意見交換を重ねながらお客様に商品として提供できる形にまでしました。味も見た目も栄養価も妥協せず、学生さんのこだわりがつまった素敵なプレートになったと思います。イベントでは、親子で楽しみながら参加される様子を間近で感じることができ、私自身も嬉しく達成感がありました。

 志を同じくする管理栄養士の卵の学生さん方と、これからも交流・企画をしていけたら大変嬉しく思います。急なお誘いにも関わらずご理解・ご協力してくださった荒田先生、目黒先生、手をあげてくださった学生の皆様には心より感謝申し上げます。

CAFÉ BAHNHOFの皆様と...

【記事作成者】

生活科学部 食物健康科学科講師 荒田 梨紗

ランチメニューを召し上がって下さった皆様、イベントに参加して下さった皆様、そしてコミュニティCAFÉ BAHNHOFの皆様、ありがとうございました。
学生の皆さんも、大変お疲れさまでした。
今後も、コラボランチメニューの提供やイベントを企画中です。アイディアメニュー開発クラブの今後の活躍に、どうぞご期待ください。