最初は、管理栄養士として病院で働くことを希望していました。ところが実習を通して、いろいろな患者さんと直接関わりたい気持ちが強くなりました。そこでお世話になったのがキャリア支援センター。ここで自分を見つめ直し、働くイメージを固めていくなかで「歯科医院であれば、食育や食事指導を通して、病院よりも幅広い人たちの一次予防に貢献できる」と思い至ったのです。現在は歯科助手を務めながら、管理栄養士として食事指導や離乳食教室を担当しています。また、カフェ事業をスタートする計画もあり、メニュー開発や、カフェでの食育セミナーなどを担えることも今から楽しみです。子ども向けの食育だけでなく、高齢者の方を対象とした低栄養予防の栄養指導にももっと関わりたいです。生涯を通じて「お口から食事をするためのお手伝い」を続けていければと思っています。