文化交流学科:大みか小学校へ訪問し海外文化紹介の授業を実施しました
11月17日(水)に、本学学生(「多文化協働演習」履修者)が、大みか小学校を訪問し海外文化紹介の授業を実施しました。
大みか小学校6年生の児童が参加し、本学の大学生および留学生とICHの留学生が母国であるインドネシア、キルギス、ドイツ、フィリピン、ベトナムの文化や伝統について紹介しました。
新型コロナウィルス感染症の影響により日本へ入国できない留学生は、Microsoft Teamsを使ってオンラインで海外から自国の文化や伝統について紹介をしてくれました。
今回の取り組みは茨城キリスト教大学地域・国際交流センターのプロジェクトである「 IC with U プロジェクト」の関連科目として実施されています。
※「 IC with U プロジェクト」の詳細につきましては、最下段をお読みください。
ICパスポートを持って海外へ出国です
ICパスポートは今回の授業のために本学の学生がデザインしたものです。
児童はICパスポートを持って興味のあるブースに向かいます。
各国に入国する際には、入国スタンプを押してもらい、10分程度の文化紹介を聞きます。
各国の文化紹介風景
ドイツへの留学経験がある学生から食文化について紹介しています。
キルギス共和国からの留学生とともに文化紹介を行っております
フィリピンの母国語であるタガログ語を紹介しています。
インドネシアの留学生とともに文化紹介を行っております。
IC with U プロジェクト
IC with U プロジェクトの目的
これからの社会を生きる若者にとって、社会的背景(出身国・地域や考え方など)を異にする隣人たちとともに暮らし働く「多文化協働社会」の構築は必須です。多文化協働の必要性を端的に示す例が、在留外国人の急増です。茨城県は全国で10番目に外国人労働者が多い地域です。しかし、地域社会から孤立した外国籍住民の「顔の見えない定住化」が進んでしまっています。この傾向は、茨城県北部地域でとくに顕著です。なかでも、外国にルーツのある子どもたちの生活・学習環境の改善は喫緊の課題といえるでしょう。
本学は「隣人愛(共に生きる)」を建学の精神とする、茨城県北部地域の大学です。また、文化交流や英語教育、児童教育、幼児保育、心理福祉、食物健康科学、看護、経営などの専門学科を有します。これらは、外国由来の子どもたちの生活や学習支援に役立つと考えます。
そこで本学では、主に茨城県北部地域に暮らす外国にルーツのある子どもたちを対象に、人材育成、地域貢献、地域交流の点から学習支援活動を展開する「IC with Uプロジェクト」を、全学的に展開していきます。
地域・国際交流センター
地域交流課について
地域交流課では、学生ボランティアの他にも地域に貢献できる講習や講演会を企画しています。
地域社会との連携、地域活動のほかに、公開講座・県民大学など各種講座運営、聴講生に関すること、広報誌「みどりの」編集・発行、地域・教育ボランティアに関することを担当しています。
気になる方は、地域・国際交流センターまでお問い合わせください。
取扱窓口時間
平日 8:45〜16:45
※昼休み時間もオープンしています。
土曜日 8:45〜11:50
※日・祝及び大学指定の休日等は閉室となります。
※学内行事等の事由で閉室日・閉室時間が変更になる場合があります