茨城キリスト教大学

COCプラス事業報告:『いばらきCOCプラス事業報告フォーラム』が開催されました。

茨城と向き合い茨城に根ざし、未来を育む地域協創人材育成への取組みから4年…

2019年12月14日(土)、13:30~16:40、COCプラス事業「いばらきCOCプラス事業報告フォーラム」が三の丸ホテルで開催されました。
茨城大学が代表校となり、茨城キリスト教大学、茨城県立医療大学、茨城工業高等専門学校、常磐大学の県内5つの高等教育機関、並びに、茨城県、茨城産業会議、NPO法人雇用人材協会が協働して申請した「茨城と向き合い茨城に根ざし、未来を育む地域協創人材養成事業」が、平成27年度文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」に採択されてから4年、本年度末に初めてのプログラム修了生を輩出することになり、これまでの取り組みを振り返り、今後さらに必要な教育とは何かを話し合いました。

プログラム

 
事業報告 ① 地域協創人材の育成(教育プログラムに組み込まれた大学校間・地域との協働教育)
事業報告 ② 安全・安心な生活環境の充実支援(地域住民・機関との還元型教育)
事業報告 ③ 新しい雇用の創出(地域企業との協働教育)
総合討論   「『地域協創人材』は育ったか」
中島 美那子 教授
発表の様子
事業報告② 安全・安心な生活環境の充実支援(地域住民・機関との還元型教育)では、「子育てしやすい街づくりに向けた取組」と題して、中島美那子教授(本学文学部児童教育学科)が、本学の子育て支援事業4年間の歩み、今後本学が地域の拠点となる子育て支援の方向性について、また学生4名(文学部児童教育学科4年次 安保里紗、宇佐美遥奈、田所悠、成田奈津美)が、子育て支援事業に参加しての感想(実習では体験できない保護者との関係づくり、専任保育士からの的確なアドバイスを受けて実践できることの安心感、地元保育園就職への意気込みなど)を発表しました。

参加された方々から、「充実した取り組み」、「学生の意欲につながる取り組み」などの意見をいただきました。
最後に、本学池内副学長が、「COC+事業今後の展望と課題」として、学生たちが茨城について学び、他大学の学生たちや地域企業の方たちと活動することで成長してきたと実感している。この学びや関係を継続させていくこと、深めていくことが重要である。COC+参加校がCOC+事業終了後も、地域協創人材を輩出するために連携していくこと、またそれぞれの大学の特性を活かした事業を展開していくことが期待される、と述べて、閉会となりました。

池内 耕作 副学長