茨城キリスト教大学

2026年度リンネ大学への海外留学生 YS 9月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
Y.S.(現代英語学科)
Linnaeus University【SE】

2026年度9月分報告書

Hej hej! Växjöには早くも秋が訪れ、寮の窓からは紅葉に染まった町を見下ろせるようになりました。

今回の報告書では、授業と、授業時間外の過ごし方についてお話ししたいと思います。
リンネ大学では、1年が春学期と秋学期に分かれ、さらに各学期が4つのピリオドに区切られています。私は秋学期に半年間留学しており、基本的には1つのピリオド(約1か月)で1~2科目を集中的に学びます。日本のように毎日異なる授業を受けるのではなく、授業と自宅学習を合わせて週40時間となるように学習します。そのため授業自体は週2、3回程度ですが、授業前の読書など、自主学習の時間が多く必要です。1つのことを集中して学べる一方、高い自己管理能力も求められます。ピリオド1では「Swedish Culture, Leisure and Sports」と「Beginner’s Swedish Part 1」を受講しました。学習負荷という基準が存在し、通常はそれが100%になるように時間割を組むのですが、このピリオドは167%で受講していたためかなり忙しい日々でした。

「Swedish Culture, Leisure and Sports」は、日本の体育に近い授業ですが、

スウェーデンならではの自然との関わり方を学べる点が特徴的でした。アイススケートやカヌー、フロアボールなどのスポーツに加え、キャンプや、紙の地図だけを頼りに森を歩くorienteering、生物学者との森の散策、会話やスマートフォンを禁止して自然の音や景色を楽しむsilent walkなども体験しました。スウェーデンでは「right to roam」という、自然を誰もが利用できる権利が認められています。権利があるということは責任も求められるということで、現地の方々の自然を大切にする姿が印象的でした。授業ではCPRや救急キットの使い方も学び、自然の中で安全に活動するための知識も身につけました。日本とは異なる体育のあり方を知るとともに、これまで経験したことのないスポーツや活動を体験でき、とても印象に残る授業でした。

スウェーデン語の授業は20人程度のクラスで、私のクラスでは文法よりもスピーキングを中心に学んでいます。

ドイツ語とスウェーデン語は似ているため、ドイツ人の学生が比較的スムーズに授業についていく一方、日本人にとっては馴染みのない言語なので、今どこのページをやっているのか聞き取るのでも精一杯です。最近は授業後に先生が日本人向けの時間を設けてくださり、分からなかった部分の質問や会話練習をしています。授業ペースもかなり早いので授業ごとについていくのに必死ですが、英語で他の言語を学ぶ経験はここでしかできない特権だと思うので、ぜひ受講してみてください。

次に、授業時間外の過ごし方についてです。

この期間はとにかく周りの環境や生活に慣れることに必死でしたが、それでも多くのことを経験できたと思います。前回の報告書でバディーシステムについて説明しましたが、それと似たようなものでフレンドファミリーにも登録しています。スウェーデンの家庭と交換留学生がマッチし、定期的に一緒に食事やアクティビティを楽しむことができます。また、近隣の高校を訪問し、現地の高校生とスウェーデンと日本の生活について議論する機会もありました。

9月はまだ日が長いので、ピクニックをすることも多かったです。

韓国人の友達とそれぞれの国の料理を持ち寄ったりしました。また、寮はキッチンが共用なので、友達と料理をしたりもしました。そのほか、コペンハーゲンへの日帰り旅行や世界初のスウェーデン発の家具や雑貨で有名な店舗への訪問、湖の周りの散歩、ボルダリングやバスケットボール、バドミントンなどのスポーツなど、スウェーデンでの生活を満喫しています。そして、こちらに来てからFikaの時間も大好きになりました。 こちらに来てまだ1か月余りですが、ゆっくりと時間が流れ、自然に囲まれたこの街が既に大好きになりました。楽しい日ばかりではありませんが、残りの留学生活も一日一日を大切に、学びの多い期間にしたいです。それでは、Hej då!