茨城キリスト教大学

2017年度ファンショーカレッジへの海外留学生 NT 9月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
N. T.(現代英語学科)
at Fanshawe College【CA】

 カナダに来て1ヶ月がたちました。毎日が新しい発見で1日1日が充実していて、1ヶ月以上たっているような気がする反面、1タームの半分以上が過ぎたと考えるととても早かったなと感じます。
 カナダに来た直後は、とても寒かったのですが、その後気温が上がり、真夏並みの暑さが続きました。今のところ体調を崩すことなく、毎日元気に登校しています。さて、今回は授業とホームステイについて記述しようと思います。

授業について

 授業のクラスは最初に行うプレイスメントテストの結果で10段階のレベルに振り分けられます。テストは、コンピューターで行うリーディング、リスニング、グラマーのほか、ライティングとスピーキングがあります。コンピューターのテストでは、周りのペースに焦ってしまい集中できず、スピーキングでも自分が言いたいことを英語で上手く伝えることができなかったのですが、気を引き締める大事な機会になりました。

 授業は、毎日朝10時から13時40分または14時40分までで、CORE、Speaking&Listening、Appliedの3つに分かれています。

 COREが成績の配点が一番高く、グラマーやライティング、ボキャブラリーを学習します。COREの授業は毎日あるのですが、先生がとても面白く1時間半~2時間半の授業があっという間な気がします。内容は基本的なことですが、英語で学ぶとまた違った考え方や新しい発見ができて、楽しい授業です。

 Speaking&Listeningでは様々なトピックのリスニングを扱っているので、聞き取りは勿論、知識も増やすことができます。

 Appliedではカナダの法律を学ぶのですが、法律に関する専門用語を知り、日本の法律を客観的に見て比較する良い機会で、とても勉強になります。

 どの授業もですが、クラスメイトのほとんどが発言に積極的で、その刺激を受けて、私も1日1回は必ず発言することにしています。日本にいたときには自分が発言するなど考えられなかったですが、周りの環境に影響されて自分も少しずつ成長していることを感じます。

ホームステイについて

 次にホームステイについてです。ホームステイは私が留学先をカナダに決めた理由の一つでもあります。EAPに通っている以上、なかなか現地の人と触れ合う機会がないだろうと思い、また、カナダの食文化や生活などを学ぶために、ホームステイをすることに決めました。カナダに到着してからホームステイ先に向かうまでハプニングがあり、到着するまでとても不安でしたが、温かく迎え入れてもらえたので泣きそうになりました。私のホストファミリーは、ホストマザーとホストブラザー、そしてホストマザーのボーイフレンドの3人です。到着する前はホームステイ先で上手くコミュニケーションをとっていけるのか本当に不安でしたが、ホストファミリーは私が聞き取れないときは、別のわかりやすい表現に変えてくれたり、また拙い私の英語を親身になって聞いて理解してくれます。

 また、Netflixをつなげてくれ、テストの前日以外はほとんど毎日宿題を済ませてから洋画を見て過ごしています。日本にいるときはなかなか洋画を見る機会がなかったのですが、最近は洋画を見るのが習慣化してきたので、字幕なしで聞き取れるようになるまで頑張っていきたいと思います。また、最近はchurch picnicやホストマザーの親戚のbaby showerに参加しました。church picnicは50人ほどの人が集まり、食事をしたり、ゲームをして過ごしました。参加者50人の中、アジア人は私1人で最初は不安でしたが、多くの人が温かく話しかけてくれたので楽しい時間を過ごすことが出来ました。このようなカナダの行事に参加できるのはホームステイならではのことだと思います。これからも様々な行事にも参加して良い思い出を作っていきたいです。

 カナダに来てまだ1ヶ月しかたっていませんが、半年間留学する道を選んで本当に良かったなと感じています。日本で英語を学ぶだけでは知ることがなかったであろうことをたくさん経験できていて、たったの1ヶ月でも自分の成長を感じます。これからもこの気持ちを忘れずに、英語のスキルアップを続けていきたいと思います。

Church picnicにて