茨城キリスト教大学

2017年度明知大学校への海外留学生 HT 8月分報告書

【韓国】明知大学校
H.T.(文化交流学科)
at Myongji University 【Korea】

안녕하세요.
一時帰国を終えて韓国に戻ってきました。日本と同様に韓国でもまだ暑い日が続いています。今回の報告書では、後期の受講申請の方法や2度目の寮の引っ越し、大学↔空港の移動手段などについてお伝えしたいと思います。

<後期の受講申請について>

 夏季休暇中の7月26日に後期の受講申請に関する連絡がメールにて届きました。前期と同様で、授業一覧と申請書がメールに添付されているので、単位数や授業時間を確認しながら受講申請書を作成します。受講申請はメールでのやり取りなので、一時帰国や旅行などで寮を離れていても大丈夫です。作成した受講申請書をメールにて送ると、明知大学校の方が授業登録をしてくださいます。最初に送っていただける授業一覧は、韓国語を学ぶ授業のほか英語や中国語、日本語やアラビア語などの語学系の授業、英語で行われる国際系の授業がほとんどです。一覧には載っていなくても受講してみたい学科の授業がある場合は、連絡してその旨を伝えると、学科の授業一覧を送っていただけるのでそれを参考に受講申請書を作成することも可能です。韓国で生活していて感じることですが、これはどうだろうと迷った時はどんどんやってみることが大切だと思います。受講申請もそうですが、韓国では自分の中ではすごく迷っていたことなのに、言ってみたら、やってみたら意外と通じた、上手くいった、ということが多いように感じます。むしろ、言ってみないと、やってみないと損なところもあるような気がします。言った者勝ち、やった者勝ちではありませんが、失礼にならないように誠意をもってどんどん自分から行動に移すことが大切だと感じました。

<空港↔大学の移動方法>

 最初に韓国に来るときはPick-upサービスを申請していればお迎えがあり、重い荷物もスムーズに運ぶことができます。しかし、一時帰国などの際には当たり前ですが、大学↔空港を移動する交通手段を自分で準備する必要があります。大学から空港、空港から大学の移動手段や方法はいくつかありますが、荷物の重さや大きさによっては不便なこともあるので、今回は参考までに私が利用した方法を紹介したいと思います。

①タクシー

・時間:約40分
・値段:約₩60,000前後

 大学前から仁川空港(航空会社のカウンター近くの入り口前)までタクシーで移動しました。乗りたい場所から乗り換えることなくタクシーだけで移動できる点がとても便利でした。また、荷物はトランクや座席に置くことができる点も便利です。大学前から空港までは約40分程度でした。しかし、移動に便利な分、他の交通手段よりも値段が高く、大学前から空港までは大体₩50,000~だそうです。私の場合は、運転手の方のご厚意で₩50,000丁度で行くことができましたが、本来は₩60,000は掛かると思っていた方がいいと思いました。また、トランクへの荷物の出し入れは運転手の方に手伝ってもらうのではなく、自分一人でやらなければならない場合が多いそうです。その為、荷物があまりにも重い場合は、誰か手伝ってくれる人と一緒に行くことをおすすめします。私の場合、スーツケースが約22kgとボストンバッグ15kgだったので、この荷物を一人でトランクに持ち上げるのは難しいと思い、大学前から空港のカウンターまで友人に手伝ってもらいました。とてもありがたかったです。

②空港鉄道(AREX一般鉄道)

・時間:約50分
・値段:₩4,050

 仁川空港からホンデ駅まで移動し、約50分掛かりました。乗り場は入国ゲートを出て地下1階にあります。案内板があるので、それを見ながら進めば間違わずに行けると思います。自動券売機で乗車券を購入する方法とT-moneyで支払う方法があります。バスやタクシーは道路の混雑状況によって送れる可能性があるのに対し、空港鉄道は遅延の心配が少ない点や、タクシーや空港バスに比べて値段が安いところが利点です。また、空港バスは座席が埋まってしまったら乗車することができないのに対し、空港鉄道は乗車できないということはあまりない点も便利だと思います。しかし、乗車中は荷物が動かないように抑えていなければならない点が不便に感じました。また、エレベーターはあるのですが駅の構内を移動する際には少し不便に感じました。私はホンデ駅までの利用でしたが、空港↔大学の移動で利用する際にはホンデ駅から大学まではタクシーで移動する必要があります。※約15分/約₩5,000

③空港バス

・時間:約60分
・値段:₩10,000

 仁川空港からホンデまで移動しました。入国ゲートを出ると同じ階に空港バスの乗車券を購入できる窓口(4番出口と5番出口の間あたり)があります。そこで目的地を伝えて乗車券を購入します。乗り場の番号と出口の番号が対応しているので、それを見ながら指定された乗り場へ向かいます。乗り場に着いたら、係の人が案内してくれるので指定された列に並んでバスを待ちます。自分が乗車するバスが到着したら、係の人に荷物を預けて引換券と半券をもらいます。代金は乗車する際に運転手の方に直接₩10,000を支払うので現金を用意しておく必要があります。仁川空港からホンデまでの所要時間は約60分でした。ホンデから大学の寮の前までは、タクシーで移動しました。上記に記載したようにスーツケースとボストンバッグを持ってのタクシーの乗車は重くて一人では大変なので、友人とバス停で待ち合わせをして手伝ってもらいました。この日は雨も降っていたので手伝ってもらうことができて本当に助かりました。ホンデから寮に着いたときは運転手の方が荷物を降ろしてくださったので、ありがたかったです。

<2度目の寮の引っ越し>

 一時帰国から戻った日に新しい部屋に引っ越ししました。6月の下旬に行われたオウラミによるクロージングセレモニーの際に、事前に来学期から一緒に住みたい人を申請することができました。その為、今回の引っ越しでは希望する友人たちと一緒に生活できることになりました。一時帰国を終えて寮に戻る際の注意点として、カードキーの問題があります。寮では学生証がカードキーの代わりになっていて1階、2階の入り口や事務室・共同スペースのある4階、自分の部屋がある階へ入る際に必要になります。しかし、一時帰国で寮を出る際にカードキーの機能が外れるので、戻ってきた際に寮に入ることができません。その為、管理人の方に開けていただける場合もありますが、事前に寮にいる友人などに連絡して4階の事務所に向かうことをおすすめします。寮に着いたら、事務室に行ってカードキーの機能を戻してもらいます。また、新しい部屋を教えてもらい、シーツなどの備品を受け取って部屋に向かえば、引っ越しは終わりです。私の場合は寮の倉庫に荷物を預けていたので、事務室で鍵を、1階で台車を借りて倉庫に預けたすべての荷物を戻しました。

 一時帰国から戻りましたが、夏季休暇中なこともあって寮にいる学生は多くありません。その為、最近は寮に残っている留学生の友人たちと出かけたり、料理をしたり、オウラミの部屋でおしゃべりをしたりしながら過ごしています。後期が始まれば、新しい留学生も来て、オウラミのイベントも始まるので、今から楽しみです。次回の報告書では、後期の受講科目やオウラミによるWelcome Partyなどについてお伝えしたいと思います。
감사합니다.