2026年度 8月分報告書
私は台湾のルーツを持つ人間であり、元来大学生の間に一度台湾へ留学をすることを決めていた。本学においても台湾の大学と提携しているということで、本学に入学する以前から留学をするということ自体は決めていた。台湾に留学を決めた理由は主に3つある。
台湾にルーツがある以上、台湾をはじめとした中国語を用いて会話をする人々に強い関心を持っている。一方で私は机上での言語習得のみで実用には至っていなかった。そのため、この機会をもって実生活に根付いた言語利用と習得を目指している。
先に述べた通り、私は中華圏の言語をはじめとした文化に強い関心を持っている。インターネットや本、知人からの知見などだけではわからない、現在の文化を身をもって体験したいのである。新型コロナウイルス蔓延後、私たちは海外に行くということに関心を持たなくなってきてしまっている。それは同時に国際的な交流も断絶に向かっていると考えており、解消するためには自ら主体的に留学をすることが大切だと思っている。
南華大学は仏教系の大学であり、中でも人文学部に死生学科という学科が存在する。わが大学では未来教養学環に所属し、様々な学部学科の講義を幅広く受講することができる一方、それだけでは十分にカバーできないほどの学問が世の中に存在する。南華大学の死生学科の授業を受講することで、私はさらに多くの知見を得ることができ、将来他の学習や交流において柔軟な思考を実現できると考えている。
わが大学から南華大学に学生を送り出すことは私が最初であったということもあり、今回の留学準備では国際交流課の方々にかなりお世話になった。南華大学側とコンタクトしてもらい、留学に必要な書類などを入手した。インターネット上にも類似の書類がいくつかあるため、その点に関してはかなり注意が必要である。記入することとしては「希望学科」「個人資料」「自伝を含む留学計画書」などがあり、自分のしたい事や学びたい事を明確にすることが大切だと感じる。それらを期限内に提出することでひと月程待機した後に入学許可証が届いた。その後も連絡を受けてビザの申請や必要書類の準備などを進めた。
留学自体は合計5か月程度で計画されているが、ビザは90日を取ることが多いようなのだ。私もビザを申請しに東京まで行った際には、180日で申請する書類を準備したはずが、やり取りのうちに90日に修正されてしまっていた。ただ、90日を経過する前に台湾で延長することが可能らしいので、この状態でも問題は大して大きくない。また、ビザ申請には航空券が事前に必要であり、少々不安ではあるが、旅程を決めて航空券を事前に購入した。ただ、出発時にビザを延長可能であっても、復路の日程がビザの期限以降の場合、航空券を改めて購入することになるので復路は変更可能航空券を購入するとよいだろう。
本学は留学において単位互換制度を導入しているが、南華大学で死生学を学ぶという点で、私は後期に十分な単位を取得は難しいと考えている。しかし、留学とは普段とは異なる環境に身を置いて、新たなことを学ぶ機会であるので、これは仕方のないことだと考えている。ただ、十分に単位を取得して、3年次以降も余裕をもって大学で学べるよう、前期にかなり多くの講義を受講した。そのうえで同時に留学準備を進めるため、精神と体力を十分に養うことが最も大切だと痛感した。一方で、留学では様々なトラブルに見舞われる可能性があるため、単位習得へのストレスをあまり感じない状態で臨めることは良いのではないだろうか。