茨城キリスト教大学

2017年度韓瑞大学校へのデュアル・ディグリー留学生 AK 9月分報告書

【韓国】韓瑞大学校
A.K.(現代英語学科)
at Hanseo University 【Korea】

こんにちは!みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
まだ夏の残暑が残る韓国から、今月も留学生活について報告させていただきます。こちら韓国は先の報告書でもお伝えした通り、先月の最後の週から、留学最後の学期が始まりました。
今回の報告書は後期の授業や秋休みについてお話しさせていただきます。

<難易度最高の授業>

今学期の授業全体について要約すると、「自分の持ちうる韓国語と英語の能力を最大限に使って、全ての授業をこなす」と、いった感じだと思います。と言いますのも、今までも韓国語、又は英語による授業は何度も受けてきましたが、今学期は3、4年生の授業がほとんどで、授業自体も内容や雰囲気などが今まで受けてきた授業よりもレベルがグンとあがった授業なので、2年間の留学の総集編と言った毎日を送っています。

中でも「国際関係時事英語」と「アメリカの歴史とアメリカ英語」の授業には骨が折れます。どちらもパソコンを持ち込み、毎回学生が指定されている記事・論文を読み授業でプレゼンをします(英語もしくは韓国語で)。そして、残りの学生たちはプレゼンを聞き、パソコンで更に自分なりに要約をして、指定された時間(授業中)までに教授に送らなければいけません。目と手と耳とを同時に駆使しなければいけないので毎回の授業後はクタクタです。

どちらの授業も今まで学んだことが無かったのでとても興味深いのですが、個人的には国際関係時事英語の授業が好きです。政治や紛争、経済、宗教問題など世界の今を知ることが出来るからです。プレゼンテーションは今学期が終わるまでに1人2回ずつ行います。私は1回目のプレゼンテーションは「北朝鮮の北海道周辺へのミサイル発射」について英語で発表しました。排他的経済水域の事をEEZと言うような専門用語には頭を抱えますが、それでも知らないこと、新しいことを吸収するという意味ではとても有意義な授業だと思います。

<新ジャンルの授業>

今学期はもう一つ、今まで受けた事のなかった授業があります。授業名は中級英語演習となっており、アメリカ人の教授による授業なのですが、授業内容はプログラミングをしたりVRを使ってバーチャルプレゼンテーションをする授業です。私が特に気に入っている内容はプログラミングです。この授業も学生が自分のパソコンで教授の指導のもとプログラミングをします。もともと私はパソコンを使う時間が多く、パソコン関係の勉強もしてみたいなと思っていたのですが、プログラミングの知識は皆無でした。しかし、教授のユーモア溢れるクラスはとても面白く、パソコンの知識も大幅に増えたと思います。今は数人の友人と共に小さなゲームの作成に取り組んでいます。各グループの作成が完了したら、みんなでゲームパーティーをする予定です。

留学最後の学期も大変な半年になりそうですが、ちょっと大変な位が丁度良いんだと思って毎日キャンパス内を駆け回っています。今学期が最後です。する事全てが最後です。後悔のないように、毎日毎日を今まで以上に大切にして過ごしていきます。