茨城キリスト教大学

2017年度韓瑞大学校へのデュアル・ディグリー留学生 AK 6月分報告書

【韓国】韓瑞大学校
A.K.(現代英語学科)
at Hanseo University 【Korea】

みなさんこんにちは!日本はもう初夏の装いでしょうか?こちらは日に日に夏に近づいてはいるものの、まだ半袖1枚では肌寒く感じる日もあります。また、先月の報告書でもお伝えしました朝鮮半島情勢についてですが、今月に入り在大韓民国日本国大使館からの注意喚起に関するメールの数がぐんと減ってきたので、しばらく安全な状態が続きそうに思われます。
今月は期末考査と夏休みについて話させていただきます。

<期末考査>

まず最初に期末考査についてですが、今年最初で今学期最後の試験はとても良い出来だったと思います。期末考査自体は6月の第4週に行われました。韓国での定期試験は去年1年間で何回も受けているので、期末考査自体に対しては特に大きな心配はありませんでした。今学期に何回もお伝えしていたハムレットの授業ですが、期末考査は教授とマンツーマンでのinterview exam でした。私が受けた質問は「ハムレットを通して触れた文学作品についてどう思うか」「作中で政治・政策と物語の関係性」「自分の活動(ハムレットの劇)」など5~6個の質問に対して答えるものでした。教授はとてもフランクで私たちの行動や考え方に対して寛大な方なので、緊張することなくおしゃべりをしているような感覚で終えることが出来ました(テストだけど楽しかったです)。

韓瑞大学校は考査が終了した翌週には、もう成績がネットに開示されます。早速今期の成績を確認したところ、7科目中(専攻・教養を含む)6科目がA+もしくはAでした。また、今学期は4年生の作文の授業を履修していたのですが、なんと4年生のクラスでクラス1位(A+)を取ることができました!周りに海外(非英語圏)の学生や、上級生もいる中での1位はとても嬉しく、普段感じることのできない自分の成長を数字で確認することが出来たので、少し自信がつきました。専攻の授業でA+を取れたことも嬉しいですが、日本語学科の授業(韓国語で行われるので私にとっては韓国語の授業です)で「日本語作文」でもA+という好成績を修めることが出来ました。テストは全て韓国語で表記されており、韓国語の作文を書いたり、韓国語から日本語に翻訳する問題もありました。韓国語文法はもちろん単語も覚えなければいけないので、何度も繰り返し、授業で使った教材を解きました。考査が終わり、成績を見たときは努力が報われたような気持ちと達成感でいっぱいでした。留学が始まってから1年半が経ちましたが、韓国語の能力も着実に身に付いていると思います。

不思議なことなのですが学科のテストを受けている際、英語の問題を解いている瞬間がとても楽しく感じました。もちろん問題は一筋縄では行かず、テスト中何回も頭を抱えていましたが、「ああやっぱり私は英語が好きなんだ」とテスト中ながらもしみじみ思ったのを覚えています。専攻の授業も教養の授業もよく出来たと思うので、後期はさらにステップアップした授業や難易度の高い授業を履修しようかと考えています。

<夏休みについて>

さて、山場の期末考査が終われば待ちに待った夏休みの始まりです。今年の夏は留学最後の夏なので日本には帰らず韓国で過ごそうと思い、様々な予定を立てました(その予定につきましては来月の報告書でお伝えします)。
夏休みも寮で生活するのですが、今年の夏は韓瑞大学校が主催の大きなプログラムが催されるため、私たちが使っていた新館の女子寮を明け渡さなければいけなくなってしまいました。なので夏休みの間だけは、新館の横に隣接する旧館での生活になります。旧館は部屋の中も土足なので新館の時ほどくつろぐ事は出来ませんが、夏休みの間だけ生活するのには特に問題はありません。設備についてですが、部屋は机、ベッド、収納ロッカーだけなので、トイレやシャワーは各階に設けられた共同のトイレ、シャワー室を使うことになります。
生活のリズムが崩れがちな長期休暇ですが、体調管理の意味も込めて早寝早起きを基本に、資格の勉強や遊ぶに全力を挙げて取り組んでいこうと思います。