茨城キリスト教大学

実習で学んだ患者さま一人ひとりと
向き合う大切さ

筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター
JA茨城県厚生連総合病院
水戸協同病院 集中治療部(ICU)
看護師
関根 莉歩さん
看護学部 看護学科
2016年3月卒業

看護学科では、さまざまな年齢・疾患を持つ患者さまのもとで実習をさせていただきました。一番学びが深かったのは老年看護学実習です。心不全で入院してきた80代の女性に、肺ガンの疑いが見つかったのです。私はカルテの情報を見落としたことから事前の手続きができず、肺の生体検査に立ち会う機会を逃してしまいました。その時、指導者の方から「若いあなたとは違って、この患者さまにとっては少しの処置の誤りや遅れが命取りになるんだよ」と厳しく言われたことを今でもよく覚えています。実習では、患者さま一人ひとりと丁寧に向き合うことの大切さを、身をもって学びました。同学科の先生からのアドバイスや、苦楽をともにした先輩や友人たちの存在は、今でも私の支えになっています。これからも向上心を持って看護師としてキャリアアップを重ねていくつもりです。

ほかの卒業生たちの声