去る6月27日、修士論文中間発表会を開催しました。3人の発表者は、現場で抱いた疑問について文献を丁寧に調べ、研究する内容を絞り、研究計画を立て、調査や分析に着手してきた経過を報告しました。15分間のプレゼンテーションの後、大学院生や教員と意見交換のための質疑応答の時間を持ちました。自分なりに理解して進めてきたことを、専門分野の異なる参加者に説明するのは大変難しく、想定していない質問や意見にも応じなければなりません。しかし質問や意見に答えることは、自分自身の研究を振り返り、考察する重要なチャンスでもあります。
入学した頃には不安を隠しきれない表情がみられていましたが、様々な講義を受け、多くの論文を読み、議論し、調査に取り組み、1年経った今、深く思考し発言する姿に変化しており、頼もしく思いました。
中間発表会は、日頃顔を合わせることができない院生と教員が一堂に会する時でもあります。終了後は自己紹介をして、温かい励ましの言葉をいただきました。研究の道は魅力的でありながらも困難ですが、多くの人の支援によってその価値を実感し、さらに成長していくことを願います。
なお、8月24日(土)に大学院個別相談会を予定しています。詳細は以下のリンクからをご覧ください。
www.icc.ac.jp/academics/master_nur/news/detail/2024-07-30_N.html