茨城キリスト教大学

大学院 看護学研究科:修了生が認定看護管理者に合格

2019年度の修了生で、現在、大学附属病院で看護師長の役割を担っていらっしゃる泉 智子さんが、この度、日本看護協会の認定看護管理者に合格されました。
お話を伺ったのでご紹介させていただきます。

→認定看護管理者とは【外部リンク】

泉 智子さんからのメッセージ

 今回、修士課程の看護管理を修了することにより、認定看護管理者の受験資格を得ました。修士課程では日頃のディスカッションやレポート作成でも起承転結が求められますし、どのような文言を選択して相手に伝えるか、文章にするかは修士課程で鍛えられ修得し、筆記試験に活かすことができました。

 修士課程で学ぶことの意味は、臨床現場での看護管理実践と知識体系の統合であり、今までのKKD「勘」と「経験」と「度胸」に加え、看護管理を学問として学びその修得した思考とエビデンスを臨床現場に還元していくことだととらえています。

 一つのテーマについて深く探究し、修士論文を仕上げる作業はとても苦しい作業でした。しかし、人生経験や管理者経験も豊富な、多くの認定看護管理者の方々にインタビューをさせていただく機会はとても楽しく、教科書では学べない生の声から感動と勇気をいただきました。

 さらに、指導教員と一緒に外部研修の企画・運営等に携わったり、学会で研究成果を発表する機会に恵まれたことは、修士課程だからこそ経験できたことだと思っています。そして何より、修士課程で学ぶことは自分のやる気次第で修士論文(研究成果)を社会に向けて発信できるという点で大きな意味があると思います。

 今後の目標は、修士論文の「認定看護管理者の承認行為」について精度を高め実践し、より質の高い“承認行為”について探究していくことです。

泉さんのさらなるご活躍を心より祈念しております。