茨城キリスト教大学

大学院 生活科学研究科 食物健康科学専攻:教員紹介

石川 祐一 (学問分野:臨床栄養学)

 生活習慣病が発症要因の一つである慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)。重症化すると透析療法を行わなければなりません。そこで多職種(医師、看護師、管理栄養士、薬剤師等)が連携し重症化予防に取り組むことが求められています。そのためには食事療法はもちろん、多職種が共有できる効果的な治療のためのマニュアルやチーム医療のシステム、療養指導士制度が必要でありその構築を行っています。またこれらを活用する事による効果検証を医療施設を対象に行っています。今後は患者さんが社会復帰す際に管理栄養士を含む多職種がどのような貢献ができるのか、全国の腎臓病専門医、看護師、薬剤師とともに厚生労働科学研究メンバーの一員として関わっています。
研究内容:厚生労働科学研究(分担研究)
➀ライフスタイルに着目した慢性腎臓病(CKD)対策に資する研究
②慢性腎臓病(CKD)患者に特有の健康課題に適合した多職種連携による生活・ 食事指導等の実証研究