茨城キリスト教大学

大学院 生活科学研究科 食物健康科学専攻:修了生の紹介

  

鈴木 薫子さん(2021年度修了生)

私はリカレント・フレッシュメント教育制度を利用し、社会人で入学しました。修士論文のテーマは「慢性腎臓病(CKD)患者の栄養状態とQOLに関する研究」です。CKD患者は、重症化進展阻止のための複雑な食事管理を行い、また加齢に伴う食・生活の変化などから栄養状態の低下さらにはQOLの低下に繋がる可能性があります。そこで、栄養状態とQOLとの関連を調査することにより、適切な栄養管理、栄養指導のあり方について検討しました。修士論文は決して容易なものではなく苦労もしましたが、大学院の授業や研究から得られたものは業務を行う上で重要な知識となっています。指導教員の教授をはじめ、諸先生方から貴重なご指導・ご助言をいただき、修士の学位を取得することができました。社会人に対しても学び、研究できる環境を開いてくださった大学にも心から感謝しています。