大学の教員になる前は、心療内科カウンセラーやスクールカウンセラー、そして近隣自治体の心理相談員として働いていました。そのため、今でも地域の方々と関わる機会も多く、ゼミでは何かと学生を巻き込んで地域活動をしています。
また、私が担当する科目に「地域子育て支援実践演習」、「地域発達支援実践演習」というのがあります。これは学生が地域の子育て支援や発達支援の現場に入る授業で、このように豊富な現場で学べる授業は全国でも珍しいようです。
さらには、本学の「カウンセリング子育て支援センター」でも学生は年間を通して生の子育て支援、発達支援を学ぶことができますが、来年度は私がセンター長となることから、どんどん学生の学びのお手伝いをしていこうと思っています。
そして、力を入れている授業の一つに、全学教養科目の「ジェンダーの現在」があります。例年150名ほどの受講者がいますが、出来るだけ学生の未来に役立つ内容を提供しようと、私も日々ジェンダー問題について考え学んでいます。