子どもの自己肯定感を
同じ目線で高める
社会福祉法人誉田会
児童養護施設 誉田養徳園
児童指導員
飛田 舞子さん
生活科学部 心理福祉学科
2018年3月卒業
家で暮らすことが困難な子どもを一時的に預かる保護施設が、私の職場です。入所している子どもたちは学校に通えない状態に置かれています。そのため私たち児童指導員が施設で定めた日課に沿って生活を支援し、必要に応じてこころのケアもします。仕事をするうえで心がけているのは、子どもと同じ高さの目線で関わること。一人ひとりの良いところやできることを、どんなに小さなことでも見つけて褒め、子どもの自己肯定感を高めることに力を注いでいます。また今後の生活をより良くするため、子どもの意思を尊重しつつ児童相談所と連携を図ることもあります。私もICで多くの友人や先生に支えられたことでいくつもの壁を乗り越えることができ、充実した学生生活を送ってこの仕事に就きました。支援が必要な子どもが安心できる生活と職場の後輩の仕事を支えることが、今の私の役割であると考えています。