茨城キリスト教大学

食物健康科学科:昨年に引き続き、学生考案のレシピが多数受賞!「茨城県エコレシピコンテスト」

令和3年度「茨城県エコレシピコンテスト」において、学生が考案したレシピが多数受賞しました。

食物健康科学科の学生が様々なエコレシピを考案しました。

表彰式での記念撮影(左:梅原さん 右:佐藤さん)

茨城県エコレシピコンテスト学生の部において、学生269件(うち大学生等187件)の応募があった中、本学食物健康科学科 4年 佐藤彩香さんが最優秀賞である茨城県知事賞を受賞しました。他にも優秀賞や審査委員特別賞なども多数受賞しました。本当におめでとうございます!


茨城県エコレシピコンテスト学生の部

茨城県知事賞

4年生 佐藤 彩香さん
受賞メニュー:茨城の丸ごと野菜とローストポークin土鍋

審査委員特別賞

 2年生 梅原 美有さん
受賞メニュー:残りご飯で!!ワンダフル・ベジタブルキッシュ

優秀賞

 3年生 笹山 志帆さん
受賞メニュー:和風大根餃子

佐藤さんと梅原さんから受賞について       コメントをいただきました

佐藤さん

この度は、学生最後に出品したレシピでこのような賞をいただくことができ、とても嬉しく思います。
今回考案しましたレシピについてですが、エコレシピということで省エネのポイントを多く取り入れました。例えば、全ての野菜を皮まで使用して食品ロス削減、全ての食材が地産地消で輸送エネルギー削減、余熱で食材に火を通し加熱エネルギーの削減などです。このレシピは、家族が育てたかぼちゃと友人が育てたさつまいもを食べるために考案したことがきっかけになっています。また、栄養教育実習で経験した「エコクッキング」、中等教育実習で「エコレシピコンテストに応募しよう」の授業の実施といった、応募を呼びかける立場を経験したことから、「自分でも挑戦する」という大きなきっかけになりました。
賞を頂けたのは両親や友人、学校の先生方のお陰です。ありがとうございます。社会人になっても、何事にも挑戦する精神を忘れずに過ごしていきたいと思います。
最後に、持続的な社会をつくるためには一人ひとりの小さな心掛けが欠かせません。後輩のみなさんも一緒に、日々の生活において少しずつ省エネを取り入れていきましょう! 

梅原さん

先生方や共に勉学に励む友達の支えがあったからこそ、このような賞をいただけたと感じております。ありがとうございます。今回のレシピコンテストには、昨今、世界や日本の大きな課題である食料自給率や食品ロス、環境問題、や食料問題などに対して食を通して少しでも改善できるように意識して取り組みました。献立の工夫としまして、茨城県の食材をふんだんに使い、地産地消を心がけることで日本の食料自給率の向上だけでなくフードマイレージを少しでも少なくすることを意識しました。また、食材の廃棄量を少なくし、食品ロスを抑えつつ少ない加熱調理で省エネになるよう工夫しました。もちろん栄養バランスも考慮しましたので、野菜類の使用量が多く、特にビタミン類や食物繊維の摂取が期待できます。作り方も簡単なので家庭でも気軽に作ることができ、家族シェアできるようなレシピにしました。今後は、農産物、畜産物、水産物にも恵まれた茨城県に住んでいることをより誇りに思い、これからもエコレシピを通して日本や世界の課題について少しでも取り組めたらと思います。先輩や後輩と共に、大学で身に付けた知識や経験を生かして「食」の面から社会に恩返しができるよう精進していきたいと思います。 

これからも食物健康科学科の学生の活動にご期待ください。

 学生達にはレシピが完成するまで様々な試行錯誤や苦労があったと思いますが、この貴重な経験を今後に生かし、よりよい管理栄養士になってほしいと思います。