茨城キリスト教大学

患者さまや利用者さまの
「おいしい」のひとことが、
仕事をする上で
何よりも励みになります。

医療法人博仁会
志村大宮病院 栄養科
管理栄養士
石川 由香さん
生活科学部 食物健康科学科
2009年3月卒業

働きながらも専門性、臨床性を追求して現職に

バスケットボール部員だったため入り口はスポーツ栄養学でしたが、学ぶうちに関心が広がりました。新卒時は病院給食の委託会社に早めに内定を決め、あとは国家試験に集中。その後、専門性を求めて現勤務先系列の社会福祉法人へ。さらに異動希望が叶って、2014年からこちらで働いています。

グループホームでお年寄りと接する喜び

「何事にも意味がある」という気持ちで相手と向き合いながら

現在担っているのは、在宅やグループホームの利用者さまの訪問栄養指導、および介護療養型病棟の患者さまへの栄養管理など。他にも作業療法士らと共同で、認知症に悩む方とのコミュニティなども運営。自分にできることを精いっぱいやるため、なるべく現場に出向いて直接顔を合わせることと、学ぶ姿勢を大切に取り組んでいます。

受験生へのメッセージ

人とのつながりを大切に

在宅医療が大切になってくる中、管理栄養士の役割はますます大きくなると思います。活躍の場は多様で、多職種との連携も求められる仕事ですから、専門性だけでなく、人とつながることも大切にしてください。私にとってはバスケ部での日々と、国家試験合格に向けてみんなで一緒に勉強した経験が、仕事をする上での自信や共同作業をする際の意識につながっています。なりたい自分になり、自分らしく働けるようになるためにがんばってください。

回診で患者さまの希望を直接ヒアリング
在宅利用者の訪問栄養指導も楽しんで

私の学生生活

  • 1年次
  • 2年次
  • 3年次当初希望のスポーツ栄養学から幅を広げて就職活動開始
  • 4年次給食委託会社に早めに内定。以降は国家試験に向けて勉強
  • 卒業約3年間の勤務後に退社。キャリア支援センターからの紹介で転職、さらに2年後、臨床の場に

ほかの卒業生たちの声