茨城キリスト教大学

患者さまの治療に貢献できる
栄養のケア・サポートに
日夜励んでいます。

医療法人社団善仁会 小山記念病院
栄養管理室 管理栄養士
日向寺 真紀さん
生活科学部 食物健康科学科
2013年3月卒業

栄養教諭と病院方面の2つの進路を模索

食や栄養に興味を持ったのは、高校で野球部のマネージャーを務めてからです。入学当初は基礎科目の種類や数の多さに、栄養管理はこんなに奥深いものなのか、と驚きました。ゼミでは食物アレルギーを研究し、また他ゼミのサポートで特別支援学級の子どもたちと関わって、ひと口に栄養管理といっても、対象者により内容が大きく変わることを実感しました。将来は教育か医療の現場に行きたいと考えていたので、栄養教諭の資格も取得。教員採用試験には受からなかったのですが、運良く直後に現在の職場から求人が出されたので、もうひとつの夢をかなえることができました。

外来の患者さま方への栄養指導も大切な仕事

患者さまと直に話すことで、信頼をより高める

担当業務は主に、給食業務と臨床業務の2本柱。当院ではセントラルキッチンから厳格な管理下に配送されてきた調理済み食品や原材料を、厨房にて再加熱・調理、配膳して提供しています。私たち管理栄養士は味や風味、嚥下食の固さ、アレルギー物質の混入などを、全トレイを検食して確かめます。並行して、入院・外来での栄養指導、栄養サポートチームの活動などにも従事。ここでは管理栄養士が病棟で患者さまと直接関わる機会が多く、やりがいを感じています。今後は専門領域での資格も取得し、患者さまにも同僚にも信頼して任せてもらえる人材として成長していきたいです。

受験生へのメッセージ

栄養管理の学びを将来に生かして

栄養管理は非常に奥の深い学問。学ぶ範囲もたいへん多岐にわたりますが、そのような中で自身の食と健康への興味関心を深め、将来に生かしていくことができます。卒業生も多くの分野で活躍しています。日々多くの人と関わり、変化を続ける業務では、それだけ多くの刺激とやりがいを感じられることでしょう。

厨房スタッフや、医師や看護師などとの連携が必須
疑問に素早く的確に答えられるよう、栄養剤の持ち歩き用一覧を自作

私の学生生活

  • 1年次食の学びの幅広さ、奥深さに衝撃を受ける
  • 2年次
  • 3年次栄養教諭を志して、教員採用試験の対策を開始
  • 4年次最終面接で不合格。直後に現在の職場に求人があり、合格
  • 卒業

ほかの卒業生たちの声