茨城キリスト教大学のオープンキャンパスでは、本学の学生たちが大活躍しています。ご参加いただいた方々への明るく丁寧な応対は、普段から教職員と身近に接するなかで培った、人のために役立ちたいという心の表れです。学生と教職員との距離の近さや、地域の方々や留学生など多様な人たちとの交流を、本学は創設時から大切にしてきました。その伝統がコロナ禍で危ぶまれた経験を経て、本学は教育や支援において学生と直に接する価値を再認識し、個々の意欲、興味、関心を掘り起こし後押しする姿勢を強化しています。併せてコロナ禍の時期に進展させた教育のデジタル化にも力を入れており、現在はデジタルとアナログのベストミックスによる、時代に即応した教育を実践しています。
そうした流れの一環として2024 年度、本学は未来教養学環を開設しました。
ここでは教育研究ですでに実績のある7学科の専門教育と全学教養科目を中心とした教養教育をかけ合わせた学際性の高いカリキュラムにより、予測困難といわれる時代に課題の発見・解決を先導できる人材を育成します。
従来の学部・学科とは異なる教育の枠組みで、自身を成長させようと挑む学生が学んでくれることを期待します。
7学科1学環となった本学の教職員は、学生の未来への前進を後押しします。
周囲には、ともに歩む仲間もいます
温かな眼差しに満ちたキャンパスで安心して、自身を成長させるチャレンジに取り組んでほしいと願っています。
2024年4月1日 茨城キリスト教大学学長
東海林 宏司