2024年7月24日水曜日、児童教育学科・斎藤遼太郎先生の司会により、本学11号館とzoomのハイフレックス方式にて千葉県・茨城県私立大学教職課程研究連絡協議会の定期総会および第1回研究会が開催されました。
東海林学長は、総会の冒頭、過去に入試広報部長をされていた経験から、以下のように挨拶しました。
20年ほど前はまだまだ教職課程は国立大学が中心で、特に私立大学に関しては初等教育課程を設けているところは非常に少なく、本学には県外からも学生がたくさん来ていたが、最近は初等教育も含め教職課程を設けるところが大変多くなってきた。
そのような状況の中、教職課程を志望する学生も減少、教員採用試験の倍率も低下が茨城県にも起きており、教員における働き方改革や教員採用試験の変更など動きがある。
現在は昔ほどの教員を志望する学生の勢いはないものの、私立大学としては建学の精神に基づいた研究教育にしっかりと取り組み教職課程を充実させることが重要だ。
講演の「外国にルーツのある子どもの成育環境と健康被害に関する実践研究」は、教育界に本学の研究、教育の実践がどのように関わっていくのか紹介するものであり、多様性ということが叫ばれて久しいが、多様な教育現場において、どのようなことが望まれるのかといったことを学ぶ機会として、有意義なものであることを願う。