茨城キリスト教大学

2022年度プログラムを構成する授業の内容

◆2022年度プログラムを構成する授業の内容

(2022年度)
授業に含まれている内容・要素 講義内容
(1)現在進行中の社会変化(第4次産業革命、Society 5.0、データ駆動型社会等)に深く寄与しているものであり、それが自らの生活と密接に結びついている

 
社会で起きている変化 ITビジネス、特にインターネットを用いたビジネスの特徴や社会に与えた影響など、全体像を知る「ITビジネス論」(2回目)
コンピュータの各種装置であるハードウエアについての基本知識と後の各論等で登場するプログラミングやデーターベースに関する入門的な知識を得る。「情報システム論」(2回目)
ネットワークの技術から規格、種類、インターネットの技術等を概説した後に、ICTの活用動向を知る。「情報システム論」(3回目)
データから情報へ、経営資源としての情報「経営情報論」(1回目)
データ・AI利活用の最新動向 技術革新がもたらしたビジネスモデルの歴史的変遷、代表的なビジネスモデルの知識を得る。「ITビジネス論」(3回目)
情報の種類や分析方法等の基本と情報をビジネス活かす分析方法に関する知識を学ぶ。「情報システム論」(11回目)
5G時代の到来とともに、更に進化するマルチメディアに関する基礎知識とビジネスでの活用事例を理解する。「情報システム論」(12回目)
ビジネスプロセス革新「経営情報論」(5回目)
(2)「社会で活用されているデータ」や「データの活用領域」は非常に広範囲であって、日常生活や社会の課題を解決する有用なツールになり得るもの
 
社会で活用されているデータ 電子認証や電子決済の仕組みを理解し、私達の生活での活用事例などを理解する。「ITビジネス論」(12回目)
組織の情報処理、経営戦略と情報「経営情報論」(2回目)
データ・AIの活用領域  eビジネスには様々なビジネスの形態が存在する。各ビジネスの形態を理解し、実例とともにeビジネスの概要を理解する。「ITビジネス論」(4回目)
Webサイトを作成しただけでは、集客することはできない。Webサイトへ集客を促すマーケティング手法の基本及び全体像を把握する。「ITビジネス論」(6回目)
経営情報システムの変遷「経営情報論」(3回目)
企業における情報処理「経営情報論」(4回目)
 (3)様々なデータ利活用の現場におけるデータ利活用事例が示され、様々な適用領域(流通、製造、金融、サービス、インフラ、公共、ヘルスケア等)の知見と組み合わせることで価値を創出するもの
 
データ・AI利活用のための技術 日常生活の調べ物に欠かせいない検索エンジンであるが、その成り立ちから現在まで、そして世界各国の検索エンジン事情を踏まえて理解する。「ITビジネス論」(7回目)
システム開発の流れと要件定義やシステム化計画の流れを理解する。「情報システム論」(4回目)
ユーザーの接点であるインターフェースの設計及びデータベースとファイルの違い等、データベースシステムについての基礎知識を得る。「情報システム論」(5回目)
業務用アプリケーションの種類等を学び、製造業におけるアプリケーションの概要を理解する。「情報システム論」(9回目)
販売管理システムや物流システムにおけるアプリケーションのほか、様々な業務アプリケーションに関する知識を得る。「情報システム論」(10回目)
データ・AI利活用の現場 アンケートやSNSへの投稿、行動履歴などのデータからパターンやルール、顧客の深層心理を発見する手法である。データマイニングの基本知識を理解する。「ITビジネス論」(8回目)
構築した情報システムの運用管理の基礎知識について学ぶ。システム運用に欠かせないバックアップや管理のコスト管理などの基礎知識を全般的に理解する。「情報システム論」(6回目)
ICT技術を活用して得られた情報を経営資源として、活用する基礎知識を学びつつ、マネジメント手法を理解する。「情報システム論」(7回目)
 (4)活用に当たっての様々な留意事項(ELSI、個人情報、データ倫理、AI社会原則等)を考慮し、情報セキュリティや情報漏洩等、データを守る上での留意事項への理解をする
 
データ・AIを扱う上での留意事項 コンピューターウイルス対策の必要性と対策、ネット上で発生した企業の不祥事など事例とともに、問題点を考察する。「ITビジネス論」(11回目)
ICTのサービス種類や形態、ライフサイクルを理解するとともに、システムのセキュリティ管理に関する知識を学ぶ。「情報システム論」(8回目)
情報化社会における課題(企業活動)「経営情報論」(13回目)
情報化社会における課題(情報通信技術、情報倫理)「経営情報論」(14回目)
データを守る上での留意事項  ITビジネスにも光と影があり、様々な事件が発生している。知的財産件、個人情報保護法、不正競争防止法などの判例から、ITビジネスの法的な基礎知識を学ぶ。「ITビジネス論」(13回目)
ICTのサービス種類や形態、ライフサイクルを理解するとともに、システムのセキュリティ管理に関する知識を学ぶ。「情報システム論」(8回目)
情報化社会における課題(企業活動)「経営情報論」(13回目)
情報化社会における課題(情報通信技術、情報倫理)「経営情報論」(14回目)
 (5)実データ・実課題(学術データ等を含む)を用いた演習など、社会での実例を題材として、「データを読む、説明する、扱う」といった数理・データサイエンス・AIの基本的な活用法に関するもの
 
 
データを読む 度数分布、代表値、範囲と標準偏差の統計の解析方法を理解する。「ビジネスリサーチ」(11回目)
歪度と尖度、カイ2乗検定、T検定と分散分析の解析方法を理解する。「ビジネスリサーチ」(12回目)
データを説明する 相関関係の解析方法を理解する。「ビジネスリサーチ」(13回目)
単回帰の解析方法を理解する。「ビジネスリサーチ」(14回目)
 データを扱う アンケート調査の実施方法の種類や企画設計など、基本的知識を学んだ後に、第7回までの知識を活かして、実際にアンケートを作成する準備をする。「ビジネスリサーチ」(8回目)
Googleノートにて、実際にアンケートを作成する。「ビジネスリサーチ」(9回目)
集計計画のプランニング、自由回答のカテゴリー化やクロス集計とクロス分析のポイントを学び、アンケート回収後の作業の手順を理解する。「ビジネスリサーチ」(10回目)